中国、通信技術試験衛星6号打ち上げ成功 長征ロケットシリーズ360回目の打ち上げに

 中国は、現地時間2月4日、長征3Bロケットを使用して、通信技術試験衛星6号を打ち上げました。
 打ち上げは、中国南部にある西昌衛星発射センターで行われ、衛星は無事に予定の軌道へ投入されて、成功しました。

 この打ち上げに使用された長征3Bロケットは、国際的な衛星打ち上げの需要を満たすために1986年頃から開発が行われました。
 全長56m、コア機体の直径は3.35m、重量は456tです。LEO(低軌道)に11,200kg、GTO(静止トランスファ軌道)に5,100kgのペイロードを運ぶことができ、長征ロケットシリーズでは、最大級クラスの能力を持ちます。

 なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズ360回目の発射となりました。

sorae 2021-02-07
https://sorae.info/space/20210207-long-march.html