カメムシが持つ独自のホルモン発見 大阪市大チーム

 大阪市立大などのチームが、農作物の汁を吸うカメムシや、人の血を吸うトコジラミの仲間の昆虫が成長に関わる独自のホルモンを持つことを発見した。
 これらの害虫だけに効く農薬の開発につながる可能性がある。
 成果は3日、英国王立協会誌に掲載された。

 カメムシの一部は米に斑点を生じさせたり、果実の表面をでこぼこにしたりして、商品価値を落とす。
 トコジラミは寝具などに発生して人に腫れやかゆみなどの被害をもたらす。
 これらの昆虫はカメムシ亜目に分類される。

 これまで、昆虫の多くに同じ構造の「幼若ホルモン」が見つかっている。
 このホルモンは成長や脱皮に関係する。
 カメムシの一部は構造が異なる独自の幼若ホルモンをもつことがわかっていたが、カメムシ亜目に共通する特徴かどうかはわかっていなかった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞デジタル 2/3(水) 9:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e26992014d9b0a06c430c19c4aaa9b53588536aa