もうひとつの“緊急事態” 子どものネット依存・ゲーム障害

 「1日20時間、ゲームをしていました」
 「自分ではコントロールできないから親に止めてほしい」
 取材で出会った子どもたちのことばです。

 オンラインゲームやSNSなどにのめり込む「ネット依存」や「ゲーム障害」。その危険性は以前から指摘されていましたが、コロナ禍で依存を深める子どもが急増しています。

 休校などで子どもの生活環境が大きく変化するなかで“緊急事態”ともいえる状況になっているのです。

 心当たりがある家庭も少なくないのではないでしょうか。

 手遅れになる前に親の助けが必要です。

■ウソがばれた

 去年の夏。

 高校2年生の進さん(仮名・17歳)が、自宅の部屋でオンラインのゲームイベントに没頭していると、突然、母親が入ってきました。

 「約束を破ってどういうつもりなの」

NHK NEWS WEB 2021年1月28日 10時42分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210128/k10012835091000.html