ワクチン、ファイザーと正式契約 年内7200万人分

 米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて田村憲久厚生労働相は20日、供給を受けることで正式に契約したと発表した。
 年内に約1億4400万回分(約7200万人分)供給されるという。

 同社は昨年12月、国内での製造販売の承認申請を厚労省にしている。
 月内に治験の追加データの提出を受け、有効性と安全性が確認されれば、2月中に承認される可能性がある。

 厚労省と同社が昨年7月に結んだ基本合意では、今年6月末までに6千万人分を供給するとしていたが、契約では年内となり、数量が増えた。
 田村厚労相は20日、記者団の取材に応じ「今年前半までになるべく多く供給してもらう」と話した。
 ワクチン供給について正式に契約が結ばれたのは3社目。(富田洸平)

朝日新聞デジタル 1/20(水) 20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff16cf6622a8e3f9ff2b9776e3001b63bbe10866