新型コロナワクチンの緊急使用認める WHOが発表

 世界保健機関(WHO)は12月31日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンを「緊急使用リスト」に加えたと発表した。
 WHOが安全性や効果を審査し、承認したことで、途上国などが自国で緊急使用を認める際の参考にしたり、国連機関がワクチンを必要とする国に届けたり出来るようになる。

 WHOのシマオ事務局長補は声明で「世界各地で人々がワクチンを確実に確保できるようにするため、非常に前向きな一歩だ。パンデミック(世界的大流行)を食い止めるため、全ての国が必要なワクチンを確保することが重要だ」としている。(ロンドン=下司佳代子)

朝日新聞DIGITAL 1/1(金) 22:3
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b4a6f050b736f6390717439aabcb08825c525dc