#再生可能エネルギー (そんな物は存在しません by FOX★)
汚水や廃水を燃料にして微生物の働きで発電する「微生物燃料電池」が秘める可能性とは?

 気候変動の緩和が世界的な課題になっている中で、各国は太陽光や風力といった再生可能エネルギーを用いた発電の導入を進めています。
 近年では広く知られている太陽光発電や風力発電に加え、微生物を利用して廃水などから電力を作り出す「microbial fuel cells(微生物燃料電池)」が注目されているとのことで、ウェストミンスター大学で生体触媒テクノロジーについて研究するGodfrey Kyazze氏が、微生物燃料電池の仕組みや応用について解説しています。

 Four ways microbial fuel cells might revolutionise electricity production in the future
 https://theconversation.com/four-ways-microbial-fuel-cells-might-revolutionise-electricity-production-in-the-future-152184

 燃料電池には外部回路へ電子が流れ出すアノード(マイナス極)と外部回路から電子が流れ込むカソード(+極)が存在し、両電極間に与えられた燃料を消費して発電を行います。
 微生物燃料電池では電極で燃料から電子を取り出す反応を、「有機物を分解して電子を取り出す微生物」が担っている点が特徴です。

 一般的な微生物燃料電池はアノード室とカソード室が膜で隔てられており、触媒となる微生物はアノードで成長し、燃料中の有機物を分解して電子と水素イオンに変換します。
 この反応で生成された電子は外部回路を通じてカソード室へ流れ込み、水素イオンも膜を通ってカソード室へ移動するため、カソード室では水素イオンと電子が反応して水が生成されます。
 継続的に燃料中の有機物が微生物によって分解され、電子が外部回路を通ってカソード室へ送られることにより電流が発生するという仕組みです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2020年12月24日 07時00分
https://gigazine.net/news/20201224-microbial-fuel-cell-electricity-production/