【独自】国内最古の「分銅」、福岡で出土…大陸と規格共通

 中国の史書・魏志倭人伝が伝える奴国の王都とされる福岡県春日市の須玖遺跡群で、国内最古となる弥生時代中期前半(紀元前2世紀頃)の計量用の重り「権」が出土した。
 重さの規格は韓国出土の権と共通しており、奴国が大陸の度量衡の制度をいち早く受容し、青銅器生産などに利用していたことを示す発見だ。

 福岡平野南部にある同遺跡群は、国内最古級の青銅器の生産工房跡として知られる。
 2014年までに同市教育委員会の調査で出土した円筒形の石製品8点を武末純一・福岡大名誉教授(考古学)が分析し、上下を平らに加工した形状などから権と判断した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Yomiuri Online 2020/12/20 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20201219-OYT1T50326/