子どもがコロナに感染する・させる割合は大人の半分ほど、研究

■アイスランドで国民の半数超をモニタリング、ただし思春期以降はリスクが上昇

 新型コロナウイルスの感染が過去最悪のペースで拡大している米国。
 多くの州や自治体は、学校を休校にするかどうかという、激しい議論を呼びがちな問題について難しいかじ取りを迫られている。

 そんな中、アイスランドでの最新研究で、子どもが新型コロナの感染拡大にどの程度関与しているのかが明らかになった。

 調査はアイスランド保健局と同国のヒトゲノム解析企業デコード・ジェネティクス社が共同で実施。2020年春、感染したおそれがあるために隔離された国内の全ての人を、大人も子どもも含めてモニタリングした。
 発生したクラスター間のつながりを特定するため、接触者追跡および遺伝子解析が行われた。

 そのうちの4万人を対象に調査した結果、15歳未満の子どもが新型コロナに感染する割合、および他人にウイルスを感染させる割合は、いずれも大人の半分程度にとどまった。
 また、子どもの感染例は、ほぼ全てが大人からうつされたケースだった。

「子どもが感染することはありますし、人に感染させることもありますが、いずれも大人ほど多くはありません」とデコード社のカウリ・ステファウンソン最高経営責任者(CEO)は話す。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 12/15(火) 17:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/10431a134020be8cd5193427aafe8d564ac3490c