滋賀の養鶏場で鳥インフル 今季10県目、1万羽超処分

 滋賀県は13日、同県東近江市の養鶏場の鶏からH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
 高病原性の疑いがあり、国が検査する。
 県は飼育されている採卵用鶏約1万1千羽の殺処分を始めた。

 今季の養鶏場での発生は香川、福岡、兵庫、宮崎、奈良、広島、和歌山、大分、岡山に続き10県目で、滋賀県内の養鶏場では初めて。
 農林水産省は同日、防疫対策本部を持ち回りで開き、滋賀県の措置を支援する方針を確認した。
 熊野正士農水政務官が昼に三日月大造知事と県庁で会談する。

 滋賀県によると、12日に養鶏場から50羽以上の鶏が死んでいると通報を受け、簡易検査で陽性が判明した。

共同通信 12/13(日) 7:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/40075487f8a4d62300ddd194d76720bcbb4d8a89