日清戦争、日露戦争のころに、日本の陸軍の兵隊が脚気に罹ってバタバタと死亡して
いたことがあった。
そのころの医学では原因がわからなかったんだが、海軍ではそれまでの経験から
「食べ物に原因がある」として白米食を止めてパンと副食の食事に切り替えて
脚気の患者を激減させた。
ところが陸軍では当時の陸軍軍医として高い地位にあった森鴎外(小説家として有名)が
「脚気の原因は病原菌だ」と言い張ったために、陸軍では食事の改善がなされず
多くの兵隊さんがバタバタと倒れた。数万人が脚気で死んだと言われている。
森鴎外は東大医学部の看板を背負っていたので陸軍では誰も反対できずに
無駄に被害者を増やしてしまった。
マスゴミはこの話をしたがらない。
何故なら森鴎外は医学者であると同時に文人の代表だから。
日本の文科系の人間は「過ちが明白になっても自分の主張に固執する」という
朝日新聞と共通する性格を持っています。