ジュラ紀の恐竜化石から奇妙なうろこ、敏感な感覚器か

■尾に残っていた皮膚化石は、現代のワニにそっくりだった

 ジュラヴェナトル・スタルキ(Juravenator starki)は、約1億5000万年前のジュラ紀、現在のドイツに当たる地域に生息していた恐竜だ。
 2020年10月5日付で学術誌「Current Biology」に発表された最新研究によれば、ジュラヴェナトル・スタルキの尾のうろこには感覚器官があり、それをうまく使って夜中に魚を捕っていたという。
 この感覚器官は、現代のワニ類に見られる「外皮感覚器」とよく似ているという。

 ジュラヴェナトルは小さく、メンドリとほぼ同じ大きさの化石が発見されている。
 今のところ、化石は1体しか見つかっていない。
 ただ、この1体は全身の骨格が完璧に近い状態で、さらに一部だが軟組織まで残っていた。
 化石の尾の周りの皮膚を詳しく調べてみたところ、うろこに特徴的な模様があることが明らかになった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 10/8(木) 7:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/095f7b772eb12b8a99cb8570bf2e02c686cd859a