ノーベル賞授賞式、方式変更 新型コロナでTV中継に

 【ロンドン時事】ノーベル財団は22日、スウェーデンのストックホルムで例年12月10日に行われるノーベル各賞の授賞式について、新型コロナウイルス流行のため今年は伝統的な形でのセレモニーは行わない方針を明らかにした。

 式はテレビ中継され、受賞者は出席せずに自国でメダルと賞状を受け取るという。

 ノーベル各賞は10月初旬に発表予定。
 ロイター通信によると、受賞者は授賞式当日、居住国にあるスウェーデン大使館もしくは各自の研究所などで賞を受け取る。
 同財団は7月、通常式後に行われる晩さん会を1956年以来で初めて取りやめると発表していた。

 一方、ノルウェーのオスロで例年行われる平和賞授賞式についても、ノーベル研究所が22日、会場を変更し規模を縮小した形で行うと発表。
 新型コロナは長い伝統を誇るノーベル賞にも大きな影響を及ぼしている。 

時事通信 9/23(水) 5:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7821d21c48c69412711bdefab3246fea4609dc