動物の“処女懐胎”、なぜできる? ヒトではなぜ無理なのか

■交配せずメスだけで子が生まれる仕組みとは

 大半の動物は、オスとメスが交配して繁殖する。
 だが、一部の動物はその有性生殖に際し、メスだけでも子を残せる。
 いわば処女懐胎だ。
 これは「単為生殖」と呼ばれ、ミツバチからガラガラヘビまで様々な生物で例がある。

 例えば2016年、オーストラリアのリーフHQ水族館で飼われているトラフザメの「レオニー」が飼育員を驚かせた。
 数年間オスとの接触がなく、他のメスと一緒に飼われていたにもかかわらず、産んだ卵から3匹の子サメが誕生したからだ。

 2012年には、米ルイビル動物園でアミメニシキヘビの「セルマ」が6つの卵を産み、健康な子が生まれた。
 セルマはオスを見たことさえなかった。
 2006年には英チェスター動物園でコモドオオトカゲの「フローラ」が同様の離れ業をやってのけ、飼育員を当惑させた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/18(金) 7:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad22c800101fc8af900f8fb6768b4ea89b2858c