「歌う犬」は生きていた 絶滅と思われた野生の個体、高地に生息

 (CNN) 独特な声の遠ぼえで知られる超希少種の犬「ニューギニア・シンギング・ドッグ」。
 野生では絶滅したと思われていたこの犬の仲間がニューギニア島に生息していることが分かったという調査結果が、8月31日の米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された。

 シンギング・ドッグは現在、保護施設や動物園で約200頭のみが飼育されている。
 しかしいずれも1970年代に捕獲された野生の犬たちの子孫で、新しい遺伝子がないことから近親交配が進んでいた。

 野生の個体は半世紀にわたり目撃されていなかったが、2016年になってインドネシア領のニューギニア島西部の高地で、探検隊が野生の犬15頭を発見。
 探検隊は2年後に再び同地に入り、この「ハイランド・ワイルド・ドッグ」がシンギング・ドッグの祖先かどうかを調査した。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

CNN.co.jp 2020.09.01 Tue posted at 11:41 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35158956.html