福井震度5弱 震源付近に断層 専門家、連鎖警戒「大地震つながりかねない」

 福井高専の岡本拓夫教授(地震学)によると、9月4日午前に福井県内で最大震度5弱を観測した地震の震源の平野部には断層があるとみられ「以前から地震を起こす可能性はあった」という。
 今後、マグニチュード(M)5・0クラスの地震が頻発するようであれば、周囲の断層と連鎖し「熊本地震のような大きな地震につながりかねない」と指摘する。

 岡本教授によると、今回の震源近くでは断層特有の構造でないと現れない後続波が過去の地震で観測されており、福井平野の西縁部には九頭竜川と日野川の合流部を南北に貫く形で断層があると推定されるという。

 気象庁によると、今回の地震は両側から押されて上下方向に動く「逆断層型」であることが分かっている。
 岡本教授は、推定される断層面や震源から考察すると、福井平野西縁部の断層が引き起こした可能性があると指摘する。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

福井新聞ONLINE 9/5(土) 9:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca351f6e2efb9d137f09a30caf09c412581dbb0c