東京都は、29日午後3時時点の速報値として、都内で新たに250人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染の確認が200人を超えるのは2日連続で、100人以上は21日連続になりました。

都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女250人で、このうち、20代と30代は合わせて160人で、64%を占めるということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて1万1861人になりました。

また、重症の患者は28日より1人増えて22人になったということです。

■都内で検査を受けた人の陽性率は?

東京都内で感染が確認される人は日によって増減を繰り返していますが、都の幹部や専門家が注目しているデータの1つが、検査を受けた人のうち陽性になった人の割合、「陽性率」の推移です。

都が発表する「陽性率」は、その日までの1週間に陽性と判明した人の平均を、検査を受けた人の平均で割って算出した数値で、最新のデータでは27日の時点で6.5%となっています。

都によりますと、緊急事態宣言が解除された5月25日は1.0%で、先月下旬までは1%台から3%台で推移していました。

しかし、その後は上昇傾向となり、今月1日に3.9%だったのが24日は今月に入って最も高い6.6%になりました。

その後は、横ばいの傾向が続いています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200729/K10012538361_2007291530_2007291601_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200729/k10012538361000.html