0001しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★
2020/05/01(金) 13:18:03.55ID:CAP_USER新型コロナウイルスの影響で、世界はスリープモードに入っています。その影響で大気汚染が劇的に改善したことはわかっていますが、いくつかの分析結果によると、温室効果ガスの排出量も減少しているそうですよ。もしかすると、新型コロナウイルスの大流行が、過去最大の年間排出量削減につながるかもしれません。
■新型コロナによる経済活動停止で排出量が16億トンも減少
イギリスを拠点とする環境ニュースサイトであるCarbon Briefがデータを分析したところ、新型コロナウイルスの世界的大流行が、今年の炭素排出量を16億トン減少させる可能性があるのだそうです。これは、3億4500万台以上の車が道路から消え去ることに相当し、これまで記録された中で最大の年間排出量の減少になるのだとか。パンデミックの影響を受けている他の国や部門からの多くのデータを待っている状況でもこれなので、実際はもっと減少するかも。
ジョンズ・ホプキンス大学のデータ(米時間4月24日現在)によると、新型コロナウイルスによって世界で19万人以上が死亡し、270万人以上が感染しています。なので、排出量が大幅に減るのを手放しでよろこぶわけにはいきません。The Washington Postによれば、アメリカの失業率は20%に跳ね上がり、トランプ大統領による国家非常事態宣言以降に2200万人以上が失業保険を申請しています。この問題は悲しいほどリアルで、新型コロナウイルスが経済や公衆衛生に与える悪影響は、今後何年も続くと思われます。そんな中で、今回の温室効果ガス排出量の減少予測は、現在の状況がどれだけ前代未聞なのかを示すものでもあり、社会が新型コロナウイルスにどう対応してきたかを反映しているともいえます。
多くの人が在宅勤務をしている影響で、オフィスビルでは化石燃料の使用量が少なくなっています。外出自粛によって自動車の交通量が減り、航空機のフライト数が激減したことで、排出量はさらに減少しています。Reutersは、産業活動の鈍化によってエネルギー需要が16年ぶりの低水準になったために、排出量の減少傾向がさらに強まっていると伝えています。2020年を迎えたときはまったく違う世界にいるみたいですよね…。
続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-00000001-giz-sctch