イスラエルが「アビガン」臨床試験へ…80人に投与

 【エルサレム=金子靖志】
イスラエル政府は6日、日本企業が開発し、新型コロナウイルス感染症の治療薬として効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床試験を
開始すると発表した。
国内2か所の病院で計80人の患者に投与する予定だという。

 日本政府は今月3日、アビガンを希望する国に無償提供する方針を明らかにした。
人口約900万人のイスラエルは7日時点で、新型コロナウイルスの感染者は9006人、死者は60人に上っている。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20200407-OYT1T50230/