0001しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★
2020/03/10(火) 12:58:52.47ID:CAP_USER新型ウイルスのアウトブレイク(集団感染)には、混乱はつきものだ。ウイルスはどこからきたのか。どのように感染が広がるのか。どれだけ危険なのか──。
新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」の流行が始まってから10週間が経ち、疑問の一部を解き明かすうえで十分な情報が出回り始めた。科学者は呼吸器疾患を引き起こす新型コロナウイルスは、せきによる飛沫感染の可能性が高いと考えている。また入手可能なデータから、1人の感染者から平均約2.2人に感染することが示唆されている。
これまで世界中で確認された「COVID-19」患者の3.4パーセントが死亡している。しかし、症状の軽い人はおそらく病院へは行かず、患者数に反映されていない。このため実際の致死率は、おそらく3.4パーセントよりも低いと考えられている。
こうしたなか、数週間が過ぎても解明されていない謎もある。いったい子どもの感染者はどこにいるのだろうか?
■なぜ子どもの感染症例が少ないのか?
ジョンズ・ホプキンス大学と中国の共同研究チームが最近、中国で確認された72,000件以上の症例を分析した結果、全症例に占める10歳未満の子どもの割合は1パーセント未満だった。また、分析時に中国で確認された1023人の死者のなかに、子どもは1人もいなかった。
世界保健機関(WHO)事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェススは2月中旬、記者団に対して「子どもの感染症例は比較的少ない」と語っている。「その理由を理解するには、さらなる研究が必要です」
こうした状況に、ヴァンダービルト大学医療センターの感染症小児科医であるバディ・クリーチは「本当に奇妙です」と語る。クリーチの説明によると、ほとんどの呼吸器感染病原体は、乳幼児や高齢者に重症疾患を引き起こし、死亡パターンはU字型曲線になることが多いという。
呼吸器系ウイルスは、免疫系が発達中または衰弱し始めている身体で増殖する。呼吸器系ウイルスには、かぜの原因となる4種のコロナウイルスが含まれ、大人よりも子どものほうがはるかに感染しやすい傾向がある。「COVID-19を引き起こす新型コロナウイルスは、その逆の傾向があるようです」と、クリーチは言う。
続きはソースで
https://wired.jp/2020/03/09/kids-can-get-covid-19-they-just-dont-get-that-sick/