>>529
論文の紹介には感謝するが、その論部を詳しく見ているとそちらが言う隕石衝突でRNAが発生とは大きく乖離がある。
p.3右段第二段落にあるように、「著者らは(略)一段式火薬銃を用いた1km/sの衝突回収実験」で
アミノ酸と二種の塩基ウラシル・シトシンを確認したに過ぎず、ミラーのフラスコ内放電でアミノ酸を精製したものと大きな差異があるか?

ちなみに1953年のミラーの実験では、核酸である、アデニン、プリミジン等の生成も確認されている。新奇性があるか?
これらの核酸やアミノ酸は分子量が100〜200程度のもので、原始大気に放電や過熱やそれなりの処理を行えば発生することに想像は難くない。

それより、これらが重合して自己スプライシングのような機能をもつ物質になるかどうかが問題だろう?