ちゃんとした光学レンズは表面が使用波長の数分の1以下の幾何学誤差に収まるように
研磨されて作られているのに、いい加減に熱膨張で作って出来ましたといわれても
使い物になるのかなという気が大いにする。出来たものから選別で都合の良い焦点距離
のものを選び出すのか、あるいは単に凸レンズ、凹レンズでありさえすれば(集光
能力だけで精密な結像は要らない、子供の玩具の虫眼鏡程度で良ければ)それでも
いいのかもしれないが。像は安物のレンズで観るように誤差や収差が大きくて
ぼやっとしたものになりそうだが。