【テクノロジー】二酸化炭素を吸着する画期的バッテリー、MITの科学者が開発 [11/10]
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2019/11/10 08:30
https://forbesjapan.com/articles/detail/30608
https://vimeo.com/368583616
https://2019.images.forbesjapan.media/articles/30000/30608/photos/compress/30608d3a2ba4fb257dcca233be7e9fb41f0cd.jpg
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、空気からCO2を効率的に除去する新たな方法を開発した。このシステムは低コストで商業化が可能で、様々な用途への応用が期待されている。
気体からCO2を除去する方法は他にもあるが、その多くはCO2が大気よりも大幅に高濃度な場合にしか使えない上、長時間を要する化学プロセスが必要だった。
今回開発された手法は、特別なバッテリーを用いる。このバッテリーは充電中にCO2を吸収し、放電中に純粋なCO2を放出する。この技術を開発したのはMITの化学工学部に在籍する2名のエンジニアで、研究成果は「Energy & Environmental Science」に掲載された。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2019/EE/C9EE02412C#!divAbstract
このバッテリーには、ポリアントラキノンと呼ばれる化合物でコーティングした薄い電極シートが使われている。電極は充電中にCO2に対する親和性が高くなり、大気中のCO2濃度が400ppmでも気体を吸収する。
バッテリーが放電しているときは、電極はCO2に対する親和性がなくなり、CO2ガスを放出する。これらの反応は、通常の室内の温度と気圧で起こる。
この手法は、多くの用途に利用することが可能だ。例えば、飲料のボトリング工場では、これまで化石燃料を燃やして炭酸飲料用のCO2を作っていたが、この仕組みを用いれば大気からCO2を採取することができる。
また、発電所では1つのバッテリーを充電しながらもう1つのバッテリーを放電させ、継続的にCO2を採取することができる。
採取した気体は圧縮し、地中に貯留することができる。この仕組みは、二酸化炭素回収・貯留と呼ばれている。近年、大気中のCO2を取り除いて圧縮し、地下深部に貯留する手法は多く用いられている。
貯留する地下層には、枯渇した油田やガス田が使われるが、多孔質の岩は大量のCO2を吸収することができる。また、気体はCO2を必要とする工業用途に利用することができる。
研究者らはこの技術が将来的に商用化可能だと考えている。コストは、従来の手法に比べて格段に安いという。
「我々のチームは熱エネルギー源やシステム圧力の変化、化学薬品の追加を必要とせずに分離と解放のサイクルを完了させ、環境問題に対処する新しいテクノロジーの開発に力を入れている」と研究チームのT. Alan Hattonは述べている。
編集=上田裕資 > 貯留する地下層には、枯渇した油田やガス田が使われるが、多孔質の岩は大量のCO2を吸収
新潟でこれやった結果が中越地震とか言うオカルト説もあったなぁ >>1
考えた奴、馬鹿化の無し
まったく意味が無いことの気付け 人工光合成の商業化への最後の一押しになるかな
植物に頼る必要がなくなって、森林伐採に歯止めが無くなるな 本当ならバッテリー式電気自動車終了だな。空気中のCO2とソーラー発電で電気分解した水素でエタノール作ってエンジン動かしても温暖化ガスの排出が0になる。 まあ一種の空気電池だよね
特徴は電極に有機材料を使ってるところ アホやなあ
二酸化炭素を吸着して何かいいことあると思ってんのか CO2の回収装置はいくつかあるんだけど、いずれも高濃度・高圧
といった条件下でないと効率が著しく落ちる
だから工場の煙突みたいなところくらいしか使いどころがなかった
それに再使用するためのコストもかなり掛かるというのが問題だった 充放電を繰り返すだけで空気中の二酸化炭素だけを選択してポンプする機構か
おもしろいなこれ
ただ、本当に二酸化炭素だけしか吸着しないのかということと、
効率がどれくらいかって話になりそう >>11
どっちなn?
あ:二酸化炭素を吸着すると充電される
い:別の電源から充電している最中だけCO2をたべる 使われてる電極はどちらもカーボンナノチューブなんだけど、
陰極がフェロセン、陽極はポリアントラキノンで皮膜されている
このキノン類が充電時にカルボン酸に変わる事でCO2を捕捉してる >>14
あ、やっぱりポンプなんだ
バッテリーとしての能力は期待したらあかんやつやね 極性を反転させて、放電を始めると捕捉したCO2は
電極から放出される
で、この電力をもうひとつのバッテリーの充電に使うと
殆どエネルギーを要さずにCO2が回収できるという仕組み >>18
直結したら(電圧+電圧)/2で充電も放電もしなくなるから
人間が何かしてやらんと このバッテリは大気中のCO2回収に大いに役立ちそう
なんだけど、それ以外にも宇宙機や潜水艦といった
環境で特に役立つ事になるだろうね
通常呼吸レベルでもCO2を捕捉でき、簡単に再使用できる
と言うのはこれまでになかった
エネルギー効率も高いしね 二酸化炭素吸収より酸素へ変換を都合よく見てみぬ振りをする利権者の多さは異常 酸素にまでする必要は無いんで
二酸化炭素と水素でギ酸なりジメチルエーテルなり作って液化できれば十分 これはいわば、有機エレクトロニクスから生まれた空気二次電池だけど
こうした有機系の電極材料の研究って結構古くて1970年代にはもう
始まってたりする
2003年には1%未満の濃度のCO2を電気化学的に分離する事に
成功してるけど、バッテリとしての研究が進んだのはここ10年くらい
日本でも名工大なんかが開発を進めてる 400ppmが放出時10000ppmぐらいになるのなら工業処理の使い勝手がかなり上がる このバッテリのサイクル回数は7000回を超えるとの事 ちなみにコストの方は、CO21トン当たり50ドルで回収可能らしい
これは研究者の試算だけどね
実際電極の製造もかなり安価に出来るようだし、結構普及しそう 純度高けりゃ資源になるんだっけ充電できて金にもなる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています