7月27日(土)17時58分 毎日新聞

 北海道大樹(たいき)町の宇宙ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」は27日午後4時20分、小型観測ロケット「MOMO(モモ)4号機」(全長10メートル、直径50センチ)を同町から打ち上げた。だが、エンジンが自動停止したため、高度13キロまで到達後に沖合9キロの太平洋に落下し、打ち上げは失敗に終わった。


 同社は元ライブドア社長の堀江貴文さんらが創業。5月に3号機を打ち上げ、民間単独開発のロケットとしては国内で初めて宇宙空間(高度100キロ以上)への到達に成功していた。


 今回の計画では、エンジンの燃焼時間は2分間の予定だったが、コンピューターが異常を検知して途中で自動停止したという。成功すれば宇宙空間で紙飛行機を放出する予定だった。【土谷純一】

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0727/mai_190727_1880231106.html