>>67
なにを尺度として何合目というのはなんとも言えないが、
結局のところエネルギー増加率Qをどこまで上げられるかという話だわな。

最終目標は3GW(300万kw)の発電を想定すると商用炉のQ値は30に必要だと言われている。達成は未定。
直近の目標は定常運転を考慮しかつ実験炉でコストダウンも考えて10まで落としたITER。これが2025年当たりに達成される可能性が高い目標(ローソン条件も達成見込み)
で現在達成済みなのがQ値1.25を達成したJT-60でこれはローソン条件の手前の臨界プラズマ条件達成。

まあQ値換算だと1.25/30なので全然だわな。
ただ達成条件は対数で伸びて来てたから、7合目くらいまでは来てるんじゃないか。
非常に単純化して言えば、簡単ではないが装置でかくすればプラズマの密度か持続時間伸ばせられるので、
実現するだけなら技術的問題より金の問題で済むほうになってはきている。