電子の自転(スピン)が作り出す風変わりな粒子「スキルミオン」に、科学者の熱い視線が注がれている。磁気が渦を巻くように集まり、大きさはナノ(ナノは10億分の1)メートル級。日本の研究グループが約10年前に初めて存在を直接確認した。わずかな電流で駆動するなど興味深い性質を備え、情報機器などに生かそうとする研究も始まっている。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO44248550W9A420C1MY1000/