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【解説】死んだブタの脳を回復、脳死の定義ゆるがす研究 人間にも応用可能だが、倫理面に課題も[04/19]
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0001しじみ ★
垢版 |
2019/04/19(金) 23:13:02.34ID:CAP_USER
 死んだブタの脳の細胞機能を回復させることに、研究者が成功した。これは、脳疾患の治療に新しい可能性を拓くと同時に、現在の脳死の定義を根底から揺るがす研究だ。

 米エール大学医科大学院の研究チームは4月17日付けで学術誌『ネイチャー』に論文を発表し、人工透析装置に似た「BrainEx」というシステムを開発したと報告した。BrainExは、死んだ脳に血流と酸素の流れを復活させる装置だ。

 最初に断っておくと、研究チームは、この実験のためにブタを殺すことはしていない。彼らは、近隣の食肉処理場から、食用に解体されたブタの頭部を譲り受けたからだ。また、ブタの脳は生き返ったわけではない。意識を生み出すほど組織立った神経活動の兆候は見られなかったし、わざとそうなるように実験したからである。

■細胞機能を最大6時間復活

「臨床的な定義から言えば、これは生きた脳ではありません」とエール大学医科大学院の神経科学者ネナド・セスタン氏は言う。

 BrainExが達成したのは、放っておいたら腐敗してしまう死んだ脳を、それなりに良い状態に保つことだ。ブドウ糖と酸素をとり込むといった細胞機能を、最大6時間復活させることができた。研究者たちは、脳の障害や疾患を研究するのにこの技術が役立つと期待している。

「非常にわくわくしています。この技術を使えば、心臓発作により脳への血流に問題が生じた患者をどのように治療すべきかについて、理解が進む可能性があります」。米国立神経疾患・脳卒中研究所の神経倫理プログラムのディレクター、カーラ・ラモス氏はそう話す。「脳の細胞を、複雑につながった状態のまま調べることができます」

 とはいえ、今回の研究結果は、いくつかの倫理的に重要な問題を投げかける。研究者たち自身は、議論を歓迎している。

「心と脳の疾患に苦しむ人がこれだけ大勢いる現在、ヒトの脳を研究するための良いモデルを提供する今回の研究は、非常に重要で有望なのです」と、今回の研究について『ネイチャー』誌に論評を寄せた米デューク大学法科大学院の生命倫理学者ニタ・ファラハニー氏は説明する。

 同氏はまた、「今回の研究は、神経科学の根本的な仮定の多くに疑問を投げかけるものでもあります」と言う。「例えば、いったん脳に酸素が行かなくなると、生物としての死が不可逆的に進行する、という仮定は正しくないことがわかりました。そうなると、倫理的・法律的に非常に深刻な問題が提起されることになります」

関連スレ
【医学】死後4時間たったブタの脳、合成血液を含んだ特別な液体一部再生に成功=米研究[04/18]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1555573028/

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041900238/01.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041900238/
続き)
0002しじみ ★
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2019/04/19(金) 23:13:34.52ID:CAP_USER
続く)>>1
■どこまで回復したのか

 研究チームは、哺乳類の複雑な脳の回復力をテストしようと考えた。そこで考案されたのが、BrainExだ。

 BrainExはコンピューター制御されたポンプとフィルターからなり、生体の血液循環と同じように拍動する流れで、死んだ脳に栄養液を送り込む。栄養液は、赤血球中の酸素運搬タンパク質であるヘモグロビンを主成分とし、超音波スキャンで脳内での流れを追跡できるようになっている。BrainExの特許をエール大学は出願しているが、非営利または学術研究目的ならば無償で使用可能になる予定だ。

 実験に際し、脳が「覚醒」したり苦痛を感じたりしないよう研究チームは配慮した。実際にそうした兆候が見られることはなかったものの、研究者らは万が一に備えて、麻酔を投与したり脳の温度を下げたりする準備をしていた。さらに、栄養液には神経活動を阻害する化合物を加えてあった(これには、脳細胞を休ませて回復の可能性を高めるという意味もある)。

「この研究の目的は、意識を回復させることではありません。むしろ、目的は正反対と言ってもよいほどです」と論文の共著者でエール大学生命倫理学学際センターのスティーブン・レイサム所長は言う。

 研究チームはまず、BrainExが脳の血液循環を復活させることができるかどうかを、細かい血管に至るまでチェックした。実際に、血液は再び循環した。また、脳の血管が良好な状態に保たれていることも確認した。次に、BrainExが脳組織の全体構造をどこまで保存できたかをチェックした。BrainExで処置した脳は、生きている動物の脳や、死後1時間が経過した未処理の脳と遜色なく、死後10時間が経過した未処理の脳よりはるかに良好な状態に見えた。

 海馬のように、酸欠に特に敏感な脳領域も、BrainExの下では個々の神経細胞の構造までよく保存されていた。そして、脳に流入する栄養液と流出する栄養液を比較したところ、脳はブドウ糖と酸素を消費し、二酸化炭素を産生していることがわかった。これは、脳全体で代謝が再開したことを示している。

 前述のとおり、研究者たちは、実験に使った脳が大規模な活動をしないよう配慮していたが、小規模な神経活動を観察するため、海馬を使って実験を行った。海馬の組織を切り取って個々の神経細胞が処置後もインパルスを「発火」できるかどうかを調べたところ、まだ発火できることがわかった。

「神経科学者である私にとって最も意外だったのは、この点でした」と米アレン脳科学研究所のクリストフ・コッホ所長は言う。「普遍的な神経細胞の電気信号といえるスパイク状の波形が見られました。つまり、これらの死んだブタの神経細胞が、原理的には神経活動を行えることを意味しているように思われます」。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041900238/01.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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0003ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:15:02.66ID:iP3XzYP3
これは意識のいくばくかでも回復出来たという話じゃない。
0005ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:19:33.92ID:w5GMtFvx
意識だけあるが体が無いって恐ろしい
0007ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:22:11.31ID:vSLfyjpL
脳は起伏するがニューロは腐敗か結合が出来ないほど破壊され始めてるから

・・・・・ゾンビができるだけ
0008ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:24:13.60ID:l5vFlADx
脳死判定のドナ―登録者困惑w
0009ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:26:31.19ID:iP3XzYP3
脳波が測定出来たということではあるまい。
0010ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:26:55.38ID:A0/D1kQo
「ブタのタブーが打ち破られた」
0013ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:32:14.70ID:77caQ6K+
血管に栄養流すだけで勝手に取り込むのか
0014ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/19(金) 23:33:54.98ID:pjuKVME/
>>6
脳を切り刻んで破壊したり燃やしたりするようになるから
それも不可能だけどね
0015ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/20(土) 00:01:23.14ID:0aWIR/ZV
> BrainExはコンピューター制御されたポンプとフィルターからなり、
> 生体の血液循環と同じように拍動する流れで、死んだ脳に栄養液を送り込む。

これで脳だけで生きられるのかね。死んだ脳すら6時間持つってことは。
0017ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/20(土) 00:17:14.14ID:ZVr/U3VX
回復してないだろ。
全ての神経細胞が復活しなければ脳死と同じ。
0018ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/20(土) 00:38:51.13ID:GjLhZ66c
呼吸と鼓動となんじゃかんじゃを代行して生体活動させてるだけでは?
すごいとは思うがどう発展するんだろうな
0019ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/20(土) 00:47:18.29ID:ws9MJcmz
死んでも食欲だけは残るパターン?
0021ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2019/04/20(土) 01:00:19.68ID:wb7CWGzr
ゾンビと関係あるかな
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