【訃報】中西香爾氏死去＝有機化学の世界的権威[03/30]
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有機化学分野の世界的権威として知られる米コロンビア大名誉教授の中西香爾（なかにし・こうじ）さんが２８日、ニューヨーク市内の病院で老衰のため死去した。９３歳だった。葬儀は近親者で行う。
１９２５年、香港生まれ。名古屋大理学部を卒業後、同大助教授や東北大教授などを経て、６９年にコロンビア大教授。イチョウの葉やスズメバチの毒などに含まれる天然の有機化合物の分析手法を開発し、約２００種の構造を突き止めた。
日本化学会賞、日本学士院恩賜賞、キング・ファイサル国際賞などを受賞。２００７年に文化勲章を受けた。（ニューヨーク時事） 。
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/20190329atM5S_t.jpg
時事ドットコムobt
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019033000035&;g=obt 別ソース
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190329-OYT1T50166/
ノーベル賞の大村さんも薫陶、中西香爾さん死去
2019/03/29 13:34
【ワシントン＝船越翔】
天然の有機化合物の化学構造を次々に解明した中西香爾（なかにし・こうじ）・
米コロンビア大名誉教授が２８日、ニューヨーク市内で死去した。９３歳だった。
家族が明らかにした。
中西さんは複雑な天然化合物の構造解明に１９５０年代から取り組み、
イチョウに含まれる有機化合物「ギンコライド」やスズメバチの毒「フィラントトキシン」など
約２００種類の化学構造を突き止めた。
こうした物質が生物の体内で果たす役割も明らかにし、病気の予防や治療に応用する道を切り開いた。
業績は国内外から評価され、９６年には日米の化学会が合同で、中西さんの功績をたたえ、
優れた研究者に贈る「ナカニシプライズ（中西賞）」を創設した。
２０１５年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が
若い頃に中西さんの講義を聞いて「先生」と慕うなど、多くの研究者に影響を与えた。
香港生まれで、１９５４年に名古屋大で博士号を取得した。
東京教育大（現・筑波大）教授や東北大教授、コロンビア大教授などを歴任。
２００７年に文化勲章を受章した。 へぇ〜そんな偉い人でしたか、イチョウエキスのギンコライトには
お世話に成ってます、合掌。 ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト２０１８年版で
未来にノーベル化学賞の受賞確率がある化学者の第四位に選ばれてた人だよね。
残念受賞できず。 ノーベル賞は発表時に死んでましたじゃ困るから躊躇されたんだろうね
残念合掌 >>11
> 爾とか、名前を書くときに面倒くさかったろうなあ
そもそも旧字体（今でも台湾で使われている本来の漢字の字体つまり繁体字）の時代に初等・中等教育で漢字を学んだ世代の人物に対して何を的外れなことを言ってるの ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
