>>34,>>35
> 未亡人製造機ってこいつだったっけ?

そりゃ、F-104は本来なら高高度迎撃機として開発されたのに
そんな機体をドイツは超低空侵攻する戦闘爆撃機として使ったんだから
事故が多くなって当たり前

その点、日本はF-104を本来の開発目的通りの迎撃戦闘機として使ったので
ドイツのF-104よりもずっと事故発生率は少なかった

ただ、一芸の追求のためには他の全てを犠牲にしても仕方ないという
ケーリージョンソン率いるスカンクワークスの哲学はF-104でも明確に見て取れる

つまり、マッハ2オーバーの高速性能という一芸のためには低速での運動性や操縦性を犠牲にするのも厭わないという発想のせいで
空気抵抗を最小限にするために主翼はとても小さくされてしまったのでF-104は当時の戦闘機としては翼面荷重がとても高く、
その結果としてF-104の着陸速度は高いので、着陸時の事故がドイツでも日本でも多かった
(確か鳥養氏が昔どこかに書いていたと思うが、一般にジェット戦闘機の着陸時の事故率は着陸速度の2乗に比例するそうだ)