0001しじみ ★
2019/01/25(金) 15:18:46.89ID:CAP_USER全長約9メートルの飛行機は垂直に離陸し、1分弱ホバリングした。ボーイングによると、自律機能と地上での制御方式の試験が目的だという。この航空機の飛行距離は最長80.5キロメートルで、都市と都市を結ぶ短時間飛行を前提に設計されている。現在のところ商用の電動航空機は存在しないため、最大のイノベーションはその電動推進システムにある。
ただし、これは「空飛ぶ車」ではない。「空飛ぶ車」はよく使われる表現だが、誤解を招く。ボーイングの電動航空機は路上走行から飛行へと移行できないからだ。ヘリコプターとプロペラ機を合わせたようなものだが、なんと呼べばよいのか誰も思い浮かばないようだ。「旅客航空輸送機」も今ひとつしっくりこない。
ボーイングは今後、固定翼飛行に加えて、垂直モードから前進モードへの移行を試験する予定で、「意義のある工学的な挑戦」になるだろうと述べている。ボーイングはエアバスやウーバー(Uber)などとともに、自律飛行の開発に取り組んでいる企業の1つだが、どのような市場に狙いを定めているのか、まだはっきりとしない。とはいえ、富裕層のためのおもちゃにはとどまらないだろう。
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