1.インパクトファクターなるインチキな、テレビの視聴率のような数字を
  論文の価値判断の根拠とする行為を法律で禁止すべき。

2.研究員や教員の採用にあたっては、OpenAcessの論文だけを審査対象にすべし。

3.OpenAccessの論文には引用文献として商業誌のものを揚げることを
  禁止する方向に向かうべき。

4.商業誌の論文を査読したり、論文誌の編集者などになっている教員は
  大学や研究機関などから追放するべき。

5.有料の商業誌に投稿した論文は教員や研究者の業績評価の対象とせず、
公的研究費を投稿料や印刷代から支出することを法律で禁止するべき。
  そうして,それ以外の無料あるいは学会誌、大学の無料公開論文サービス
  に載せることを求めるようにすべき。

6. 国の補助金を受けて行われた研究結果は、国の管理する無料公開サーバー
  の論文データベースにだけ掲載することを義務付けるべき。それをしない
  のなら税金等からの資金は提供しないようにすべき。

これぐらいのことを全世界できっちり団結してやらなければ、
値段をつり上げていく商売を排斥することはできないだろう。

結局研究者達が自分たちで値段の高い論文雑誌それもあれやこれやに投稿する
から、図書館は値段の高い論文雑誌をあれやこれや買いそろえるしかないと
思い込むようになるので、そのようなことをしているから自分たちで自分たちの
首を絞めて、出版社や関係者だけが利益を得るシステムになっているのだろう。
かつては印刷所を抱えている出版社でなければ紙に印刷された論文誌を出版
することは出来ず、また頒布も郵便等物理的にコストが掛かるものだったが、
今や電子データーは版面させ出来てしまえば、サーバー上の維持コストと
ダウンロードに要する通信コストだけでしかなく、価格はどんどん下がって
いるので、コストの本質はそこ(印刷出版頒布)ではなくなっている。