>>230
>それはアメリカを見れば明確だ。
>アメリカは1980年代にSSCという巨大加速器の建設を中止した。
>そしてCERNでLHCが稼働を始めるとテバトロン
>(その時点でLHCに次ぐ第2位の巨大加速器)も運転を止め廃棄を決定した。
>それで君の言うようにアメリカの科学は衰退したかな?

まず第一にあんたはこちらの問いに答えていない。
アメリカがSSCもテバトロンも中止したのは事実だろうし、それは別に疑わない。
しかし、あんたが言う理由で中止したのかどうか、あんたはまずそれをソース付きで
証明しないといけないんじゃないの?

それが出来て初めてあんたの主張にアメリカの選択という強力な援軍が加わる訳だ。
今のあんたはアメリカは援軍だと根拠を示さずに主張している段階。

しかしこれでこの問題が終わる訳ではない。
仮にアメリカが巨大加速器はコストが成果に見合わないから中止したとして、
それはアメリカの選択がそうだと言うだけの話ではないのか?

いわゆるコスパを取ればもっとビジネスベースで成果が上がる科学分野に集中する、
そういう選択は合理性を持つであろう。

しかし現実問題としてwwwを生み出したのも、ヒッグス粒子を発見したのもCERN。
巨大加速器を作らなかったアメリカでは無いのだ。

一方でアメリカはGAFAを生み出してwwwの覇者になったとも言えるが、
これは見方を変えれば日本が散々言われて来た基礎研究の成果のタダ乗りではないのか?

時代が下り、日本が基礎研究に貢献しようという時にアメリカは産業覇権を目指して
基礎研究からは手を引き、応用研究に注力する。
これはアメリカの選択というよりはアメリカの退化ではないのか?