ここでJ. Crallという先生が報告したのは
ある農薬使うと低濃度でも 育児や相互接触など社会的な
行動がおかしくなってコロニーが維持できなくなると発見

低濃度でも成虫や幼虫に単純な「毒性がある」のではなく
社会性という複雑な思考の果ての行動を変えてしまうって事

それはこれまでの毒性学ではヒトでも検討されてないでしょ?
医学的に問題ないのかね?という問いかけ
「性格が変わった」ってたとえば高次脳機能障害は後遺症だから
事故の治療ではない・治療は不要と放置していいのか?
”事故”が”ある農薬”だったら?という問いかけにもつながる

だから天下のThe Lancetに掲載される大論文になる
DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(17)31116-9