【生物学】大阪・島本 生物相調査が自動廃棄免れる 専門家指摘受け[09/04]
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大阪府島本町内に生息する生物全ての種類を調べた生物相調査の結果が、町が定める文書保管年限に達したとして廃棄寸前になっていたことが明らかになった。専門家が「全種を対象にした調査は非常に貴重」として情報公開請求して保管に動いたところ、町は方針を変更し、廃棄を中止した。
町などによると、生物相調査は町の環境基本計画策定のため、民間業者に委託する形で2011年度に作成した。約2000万円の予算を投じて、哺乳類から鳥類、昆虫類まで2604種の生息を確認。業者から報告書とデジタルファイルが町に提出された。
町はこのうち「重要な種」リストのみを環境基本計画に掲載したものの、全体のデータについては図書館などでの保管や研究活用もしないまま、16年度末に公文書の保管年限(作成から5年間)を迎え、廃棄される予定だった。
今年5月に廃棄の可能性を知った中田兼介・京都女子大教授(動物生態学)が町議を務める妻と協力して情報公開請求。手元の資料として残っていた報告書やデータを確保し、保存を訴えた。自動的に廃棄しようとした町の対応について、中田教授は「一つの地域について生物を網羅的に調べることはまれだ。公的機関だからこそできる調査であり、後世の人にとっても貴重な資料となる。廃棄などあり得ない」と批判する。
中田教授の情報公開で、1999種に上る昆虫類の調査結果が報告書に記載されていなかったミスも明らかになった。デジタルファイルにはデータが残っていたため記載漏れとみられるが、中田教授は「報告書の内容を十分確認せずに、そのまま受け取ったのではないか」と指摘する。
これらの経緯が町議会でも取り上げられ、町は8月、正式に廃棄の中止を明らかにした。三浦了・町環境課長は毎日新聞の取材に「基本計画に役立てるという目的は達成したので、(保管は)さほど重視していなかった。博物館に預けるなどして活用の道を考えたい」としている。
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/09/04/20180904k0000m040170000p/6.jpeg
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180904/k00/00m/040/163000c 公務員は公共の利益に疎いからな
後世に残すべき国民の知的財産を平気で廃棄する
国民が彼らを厳しく監視しなきゃ日本は彼らによって潰されるわ 公務員って、税金を無駄にすることしかできないんだな
やっぱりシステムを変更しないと駄目だわ 基本は全量保管だろ
その上で、最低保管期限を過ぎて保管しきれなくなったものだけ特別に捨てる、とすればいい
紙はまだしも、デジタルの書類なんか今時大した量でもあるまいに 所謂デジタルデータを恒久的に利用可能に維持する方策はないけどね
覚悟決めて紙媒体(生身の人間が読み取り可能なフォーマット)でも保存せんと 島本なんてそんなにたくさん書類も資料もないだろうから
保管場所に困らんやろ
捨てるくらいならケリヤホールの倉庫にでも入れといて
町内にはマムシに注意って看板があるらしいw >>6
デジタルデータって言うか普通の磁気記録媒体の保存期間は長くて30年くらいかな。
専用にコストを掛ければ100万年単位で保存できる方式もありそうだけど、それよりも定期的に媒体を交換する方が低コストだし。 役所だと毎日下請けにデータバックアップやらせてんだから余裕っしょ
磁気テープが1個2個増えるだけよ >>9
最近はコールドストレージも復活してきたぞ
データ保存だけなら採算乗るようになったらしい
AWS Glacierみたいな胡散臭い価格体系の話だけど 島本駅の近くに、池だったとこに住宅地がたったけど、
その前の道路に小さなカニがいた
生態系壊しちゃったかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています