14〜16日の3連休は、国内の広い範囲が高気圧に覆われ、全国的に厳しい暑さとなる見通しだ。西日本豪雨の被災地のほか各地で気温が35度以上の猛暑日が予想され、2013年8月に高知県四万十市で41度を観測して以来、5年ぶりに国内で40度を超える可能性がある。気象庁は、熱中症対策として「冷房を適切に使い、いつでも水分補給できるように準備してほしい」と呼びかけている。

同庁によると、3連休の最高気温は京都市38度、岡山市37度、広島市と松山市35度で、東京都心も14日と15日に35度まで上昇すると予想される。京都市や甲府市、前橋市などは40度以上に達する恐れがあるという。

夜間の最低気温が25度以上の「熱帯夜」が続く地域も多くなる見通しで、同庁は「日差しが強く風が弱いので、熱気が地上周辺に滞留する状態だ」としている。

2018年07月12日 19時08分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180712-OYT1T50076.html