米エネルギー省付属の国立研究所の技術者らが、世界最強のスーパーコンピューターを開発したと明らかにした。
MITテクノロジーレビュー誌が伝えている。

それによると、今回開発された米国のマシン「サミット」の処理能力は最速で200ペタフロップス、
つまり1秒間に200×10の15乗、20京回の計算が可能になっている。

同誌は、「たとえて言うと、瞬きの間にこの新たなマシンができることを処理するためには、
地球上の一人一人が1秒間に1回計算し、それを毎日、305日間続けなければならない」と伝えている。
明らかにされたサミットの処理能力は、
中国で開発されたスーパーコンピューター「神威・太湖之光」(93ペタフロップス)の2倍。

学者らは新たなスーパーコンピューターを、遺伝子と癌の間の関連、また遺伝子と、
麻酔物質に依存するようになることの間の関連の可能性探求を含む目的で利用する意向。
サミットはまた、天気予報の有効性を拡大する気候モデリングにおいても役立つ可能性があると報じられている。

https://jp.sputniknews.com/images/278/20/2782076.jpg
https://sptnkne.ws/hJaw