>>81
> もったいないなんてことはない
> トリチウムがどうして発生したかを考えたら自明
>
> 福島の核燃料が放出した放出線の一部が、核燃料の近くにあった水素原子(主に水分子の中のやつ)の一部を三重水素にした

正確に言えば、近くにあった水(の水素原子)に約1万分の1.5だけ含まれる重水素(二重水素)原子核の一部だよね
一つの原子核に2回も中性子がぶつかり吸収される確率(プロトンだけの軽水素が中性子を浴びて三重水素になる確率)は非常に小さいので、そういう事象は無視して良いから

つまり汚染水として100万トンの水があるとして、その中の水素は10万トン余り(水の分子量ので、その中の重水素は僅か10トン
この10トンの重水素の極く一部が核燃料が放出する中性子を吸収して三重水素つまりトリチウムになったわけだ

原子炉の1次冷却水として中性子を浴び続けてきた水に関しては話は別だが、事故後に核燃料の崩壊熱を冷やすために放水した結果として生じた汚染水は
核燃料からの中性子線を浴びたのは短い時間だから、どう考えても元の水の中の重水素核がトリチウム核になった比率は非常に低い