「塩分を摂り過ぎた結果」

高血圧症
塩分の過剰摂取が続くと、ナトリウムを排出するために血液内の大量の体液交換が行われ、血圧の高い状態が続くため、高血圧になると考えられています。
また、ナトリウムの排出は主に腎臓の濾過機能によって行われますが、大量のナトリウム排出によって、腎臓に負担がかかり濾過機能が衰えてきます。
このとき濾過機能を十分に働かせるため、自律神経が腎臓を通る血液量を増やし血圧が高くなります。
塩分の過剰摂取が続くと常に血圧が高い状態になるため、高血圧になるとかんがえられます。

腎臓疾患
過剰な塩分摂取が続くと、ナトリウムを排出するために、腎臓は一生懸命濾過作業を続けます。
これが腎臓に負担をかけ、徐々に濾過機能が衰えてくるため、腎臓疾患の原因になる可能性があります。

不整脈や心疾患
ナトリウムは、カリウムと一緒に細胞間を移動する事で電気刺激を細胞に伝え、筋肉の伸縮を行います。心臓は心筋(心臓の筋肉)に電気信号が伝わることで鼓動しています。
塩分過剰な状態が続くと刺激伝導に異常が起こり、心臓の鼓動が不規則(不整脈)になる可能性があり、ひどい状態になると、心疾患を引き起こす可能性が高くなります。
http://gen-en.net/sio-over.html