18日、京都の伏見稲荷大社でほこらの屋根が焼ける火事がありました。消防はカラスが落としたロウソクから出火した可能性もあるとみて、火事の原因を調べています。

18日午後3時ごろ、京都の伏見稲荷大社の境内にある熊鷹社の屋根から火が出ているのに参拝客が気づきました。近くの茶店の店員がバケツの水をかけてすぐに消し止めましたが、屋根0.3平方メートルが焼損しました。

消防によりますと、屋根にはロウソクが残されていて、カラスが火のついたロウソクを落とした可能性もあるということです。

「カラスはロウソクなど油脂分が非常に好きな鳥です。人間の世界で言うと、お菓子やタバコなどの嗜好品ですかね」(東京大学 鳥類学研究 樋口広芳 名誉教授)

「(Q.カラスは火を恐れることはない?)全然恐れないです」(東京大学 鳥類学研究 樋口広芳 名誉教授)

以前にも伏見稲荷大社の周辺で起きた林が燃える火事でロウソクが見つかっていて、消防が出火の原因を調べています。

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