イクチオサウルスとか魚竜って中生代でもどちらかと言えば古い時代に多かったんだっけ
白亜紀になると殆どいなくなり、9000万年前には絶滅してしまう

モササウルスなどの海トカゲ竜との競争に敗れたっていうんだが、どう見ても体だけなら
イクチオサウルスの方が海に適応してそうなんだけどねえ?

今のサメ類って獲物の神経の動きを捉える能力とかが高いらしい
シュモクザメの横に伸びた頭は、浅い海底の砂の中にいる動物の動きを探知できるような
器官が多いんだったか
神経の電位変化を感じ取れるんだと
あとサメは血の臭いにも誘引されるので有名だな

現生のクジラ目は高周波で獲物を探知し、逆に低周波で遠距離の仲間と交信する
そしてそれを処理するための巨大な脳を持つに至った
種類によっては音波で獲物を傷め付けることすらできるんだと

イクチオサウルスはひたすら眼球を巨大化させる方向に進化してしまった
これじゃ探知能力に限界があるよなあ
白亜紀に残った奴も、オフタルモサウルスOphthalmosaurusの系統だが
これも目が直径10pもあった
(眼科医をOphthalmologistというw)

では海トカゲ竜は何で獲物を探知したのかねえ?
海トカゲ竜は今のオオトカゲと同じ系統だというんだが
この仲間は臭いを探知するのが得意なんだよな

その中に、魚竜を追い詰めていくような要素があった?