>>217
磁気の発生に関して当初は電子が原子軌道上を回転するからという考えだった(軌道角運動量)
ところが電子の角運動量が相殺されて0のはずの原子でさえ磁気を持ってる
つじつま合わせに出てきたのが電子が自転してるからじゃねという考え方が出てきた(スピン角運動量)
そのイメージの範囲でなら>>126>>128で問題ない
実際マクロ的には角運動量と同等の力を発揮して物体に回転力を与える(ようにみえる)
例えば鉄板に磁場をかけたり消したりすると鉄板が回転すること

ところが磁気は回転によって発生してるわけじゃないことが分かった
例えば磁場のなかに原子ビームを通すとS極に引き付けられるものとN極に引き付けられるものの2つに分かれる
もし回転によって発生してる物なら回転軸の方向は原子毎にランダムだろうから磁場内で四方八方に分散することになって矛盾する

この結果は例えば電荷を持った原子が電場の中で2つに分かれるのと同様の現象
だからスピンというのは電荷で言うプラスマイナスの磁気版と理解したほうがまだ納得しやすいかと