【古生物】5億年前の肉食動物、「意外な脳」が明らかに 人間や昆虫の「3つの脳」は偶然のたまものか[03/14]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
新たに見つかった5億2000万年前の肉食動物の化石を調べたところ、
昆虫やエビ、カニなど複雑な脳をもつ節足動物の祖先が、これまでの説と異なるシンプルな脳をもっていたことがわかり、
3月9日付けの学術誌「ネイチゃー・コミュニケーションズ」に発表された。
この動物はケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)というカンブリア紀中期の古代生物で、
化石はグリーンランドでしか見つかっていない。体の左右に11対のヒレがあり、細長い尾と比べて頭部は丸みを帯びている。
同じカンブリア紀に生きたアノマロカリスという巨大な肉食動物(節足動物)に似ているが、
クマムシ(緩歩(かんぽ)動物)やカギムシ(有爪(ゆうそう)動物)といった、体がより軟らかいグループに近い構造もあり、
それら3つの動物群をまとめた「汎節足動物」の祖先に近い特徴をもつ生きものだ。
論文の筆者の1人で、英国を拠点とする古生物学者のジェイコブ・ビンター氏は、
ケリグマケラは頭の近くについた大きな付属肢で獲物を捕らえていたと説明する。
「ほかの動物にとっては恐ろしい存在だったでしょうね」
過去に見つかったケリグマケラの化石は、体長は2.5センチから25センチほどで、風雨にさらされてもろくなっていた。
しかし今回見つかったのは、そうした風化作用を初めて免れた化石であり、珍しいことに神経組織と眼の痕跡が残っていた。
これが、汎節足動物について新たな発見をもたらした。
現在の節足動物の脳は、前大脳、中大脳、後大脳という3つに分かれた構造をもっている。
成長する過程を観察すると、初期の段階において別々の神経組織が何度か融合するプロセスを経ることから、
節足動物は進化の当初から3つに分かれた脳をもつと考えられていた。
しかし、研究チームがケリグマケラの脳を調べたところ、シンプルな構造の脳がひとつしか発見できなかったという。
研究チームによると、汎節足動物のうち、クマムシの脳が、ケリグマケラと同じ構造をしているという。
夜行性の待ち伏せ型捕食者であるカギムシの脳も、3つに分かれてはいない。
したがって、これらの動物と節足動物の共通の祖先はそもそも複雑な脳をもっていなかったと考えられるという。
なお、脊椎動物も3つに分かれた脳を持っているが、それも元は単純な脳だったと論文では推測している。
■クマムシの脳は別モノ?
ただし、すべての科学者がこの論文に納得しているわけではない。
クマムシの脳はまったく異なる起源をもっている可能性もあると言うのは、
米アリゾナ大学の神経科学者、ニコラス・ストラウスフェルド氏だ。氏はこの論文には関与していない。
「ケリグマケラとクマムシの脳が似ていると言うには、非常に慎重を期さなければなりません」とストラウスフェルド氏は注意する。
「なぜなら、そうではない可能性を否定できないからです」。クマムシが複雑な構造の脳をもたないのは、
口の周りを輪のように囲む神経が発達したからかもしれない。
ビンター氏にとって、これは興味深い観点だ。
いずれにせよ、祖先の生きものの神経系は現在の生物より単純だったということであり、
したがって、それぞれが別々に何度も異なる進化を経て、
3つに分かれた中枢神経系である脳をもつに至った歴史を示しているという。
「軍拡競争のような激しい競い合いによって、
眼や複雑な脳など、異なる動物群に共通して見られる器官が進化したのです」
画像:5億2000万年前の恐るべき肉食動物、ケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)の復元図。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/01.jpg
画像:今回グリーンランドで発見された、保存状態の良いケリグマケラの化石。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/03.jpg
画像:ケリグマケラの頭部神経系組織。この新たな証拠は、汎節足動物の共通祖先には複雑な脳がなかったことを示唆している。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/02.jpg
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/ >昆虫などの節足動物の脳は、最前列に視葉と前大脳、次に中大脳、その後方に後大脳があります。
視葉は複眼からの視覚情報を処理し、前大脳は様々の感覚情報を統合し行動に結びつける役割を果たしています。
中大脳は匂い情報を受け取る触覚葉とその後ろにある背側葉にわかれ、背側葉では接触感覚や風感覚を処理しています。
後大脳は甲殻類では触覚の中枢として働いていますが、甲殻類から進化した昆虫では触覚の一部が失われたために、後大脳は退化・縮小しています。 進化は偶然に決まってるだろ。
必然的に進化なんかできないじゃん。 糞食は遺伝と言うより文化的要素だろう。
いわゆるジーンではなく、ミーム。
リチャード・ドーキンス先生が何か上手い説明を考えてくれる。
と思う。 宇宙キノコの胞子ネットワークで宇宙間を瞬間移動するクマムシ >>7
偶然というのなら偶然と言えるけどね、
進化のトリガーとなるのは、地球(地表)に降り注ぐ宇宙線量の大きな変化で、
それがDNAの破壊や変化を持たしたというもの
植物の品種改良でX線照射をやるのを、自然界で大規模に起きた
そして、地表に降る宇宙線が増大する原因としては、
・天の川銀河内太陽に近いところでの超新星爆発
・太陽活動変化による太陽風増大
・地球マントル流の変化による地磁気消失と地磁気四極化
・・・今は安定した二極の地磁気があり、これがある程度、宇宙をガードしている
マントルが停止すればガードが無くなる
四極ではガードはあるが二極より大きく弱い
>>12
重炭素化合物、タンパク質、RNA、DNA、生物、全て地球で合成・発生したの説が有力 >>7
偶然というのなら偶然と言えるけどね、
進化のトリガーとなるのは、地球(地表)に降り注ぐ宇宙線で、
大進化は宇宙線量の大きな増加で、それがDNAの破壊や変化を持たしたというもの
植物の品種改良でX線照射をやるのを、自然界で大規模に起きた
そして、地表に降る宇宙線が増大する原因としては、
・天の川銀河内太陽に近いところでの超新星爆発
・太陽活動変化による太陽風増大
・地球マントル流の変化による地磁気消失と地磁気四極化
・・・今は安定した二極の地磁気があり、これがある程度、宇宙ガードしている
マントルが停止すればガードが無くなる
四極ではガードはあるが二極より大きく弱い
>>12
重炭素化合物、タンパク質、RNA、DNA、生物、全て地球で合成・発生したの説が有力 >>14 下
地球上または現太陽系でまとまる話であればそれに越したことはない。
時間的に無理な話があれば、前太陽系まで遡ってもいいのかもしれない。 「ほかの動物にとっては恐ろしい存在だったでしょうね」
ケリグマケラ、すなわち「蹴り熊螻蛄」だもんな。
クマを蹴り飛ばすオケラなんて、そりゃ恐ろしいわ。
論文を出した研究者の一人はビンタ氏だし。 アノマロカリスによく似てるな
アノマロカリスから進化してきたのかな
その割には目が無いのが気になるな 目の出現って特別なんだろうか?
それとも比較的に出現しやすいのだろうか? 人間に至るまでの奇跡的な生物・遺伝子的進化は決して偶然ではなく、神の意図・計画によるものとのことです。
2000年の少し前頃に発刊され、アメリカで異例のベストセラーになり、日本でもベストセラー、
いまや30数カ国以上に翻訳されて読まれているニール・ドナルド・ウォルシュ氏の『神との対話』シリーズ。
もし本当に「神の存在と恩寵」を確信したいなら、まず正しい「神の理解」が必要です。
そして、その「正しい理解・認識」によって、この現世で「神の体験」が可能になります。
すぐには信じがたい話だとは思いますが、運命は全て完璧・(深い意味で)成功のみとのことです。
一見、少し怪しい題名の本ですが、誰にも身近な共通の一つの神様です。
思索的な哲学書として読んでも面白いと思います。
《10分ほどで読めて分かる『神との対話』》
https://conversationswithgod.wixsite.com/kamitonotaiwa-matome 3つの脳というのは偶然のたまものじゃなくて
それこそ収斂進化の産物、つまり必然的な進化でしょ? >>20
人類が知ってるサンプルが地球生命一種しかないので分からん。
生命の発生確率とか知性の必然性とか、比較対象になる地球外生命が一切知られてないので単なる予想はあっても正確な所は誰にも分からん。 このケリグマケラは、目玉が無いから臭いをトレースして
飛行機的に水中を動いてというか操作というかしてそう
魚のように翻せず
ぐいーんと直進、旋回だけの線状
それで絶滅してそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています