【古生物学】「カンブリア紀の農耕革命」より早い、世界最古の巣穴化石を発見 名古屋大学など[03/08]
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名古屋大学、ウィスコンシン大学、高知大学、モンゴル科学技術大学、東北大学らの共同研究グループは、
モンゴル西部のエディアカラ紀後期(約5.5億年前)の地層から、海底下に潜入する生物の巣穴化石を発見した。
この巣穴化石は、地層面(すなわちかつての海底面)からは丸い穴として見られるが、
2つの穴が中でつながり、「U字」状の構造を持っている。
このような巣穴を形成する動物は、前後に伸びた形を持ち、一方で摂食を行い、
もう一方で排泄を行う運動性を持った動物であると推察されるという。
また、海底から下に、少なくとも4cm彫り込むような活動性を持っていたと考えられ、
このことから、左右相称動物と呼ばれる、筋肉組織の発達した進化した段階の多細胞動物であったと推測されるという。
これまでこうした巣穴化石は、
多種の海洋動物が爆発的に進化した時代とされるカンブリア紀(約5.4億〜5億年前)以降にしか知られておらず、
その前の時代であるエディアカラ紀からは、多細胞生物の化石はほとんど産出されていなかった。
今回の発見で、従来カンブリア紀に起きたと考えられていた「カンブリア紀の農耕革命」、
すなわち動物による活発な巣穴形成と海底のかく乱が、
モンゴル西部では、より早くエディアカラ紀に始まっていたことが初めて明らかになった。
また、左右相称動物がエディアカラ紀に存在したことを示唆する強い証拠を得た結果となった。
カンブリア紀の動物の爆発的出現と多様化は、ダーウィン以来の生物学上の謎として知られる。
今回の発見は、この進化の大事件の実態解明において重要な知見となると考えられている。
論文情報:【Royal Society open science】Penetrative trace fossils from the late Ediacaran of Mongolia: Early onset of the agronomic revolution
http://rsos.royalsocietypublishing.org/content/5/2/172250
大学ジャーナル
http://univ-journal.jp/19629/ 韓渡来人が農業を日本に伝えてくれたのであって感謝してもしたらない恩がある >>10
一般論と具象は違う
原生種、特に陸生のものはかなり選別、淘汰加えられた特殊な部分でもはや後戻りできない
その直前の文が、読みにくかったので申し訳ないが、ここがproofで
カンブリア紀のバージェスの化石の中には、原生種の門レベルで分類不能なものが多いことに基づく 農耕を人間以外でしてたのはハキリアリ位だって言ってたが >>5
エディアカラ生物群の系統分類もさっぱり分かってないから、どう扱って良いか分からんのだろう。 >>13
バージェスで著しいけどエディアカラについてもネオ・ダーウィニズム原理主義者は既存の門に放り込むことに血道を上げてる
俺自身はそれに組してるわけじゃないよ >>7
エディアカラ生物群でググったら面白い画像が見れるよ。それにしても、エディアカラに多細胞生物がほとんどいないって、この記事書いた人のレベルがやばい。。。 >>9
俺は全く素人だけど、現在の生物の起源が古細菌ってのは、スノーボールアースのビンクビ効果っていう可能性もないのかな? >その前の時代であるエディアカラ紀からは、多細胞生物の化石はほとんど産出されていなかった。
どこから来た間違いなんだろ? >>20
三十年くらい前の教科書か雑誌の記事なんかね。 ここでいう農耕とはミミズ農耕みたいなものか。
ちなみにダーウィンのミミズの土壌形成に関する研究は意外な名著。 >>24
ミミズの研究は進化論とは別のもの。
グールドの随筆でも触れられてる結構有名な研究。 これ、農耕っていう必要ないべ。しかも革命。土壌撹乱ぐらいでいいんじゃね。
だれかが適当に言葉作っただけかもしらんけど。 >>4
全ての門が出尽くしたのがカンブリア紀だというが
門って何よ?と思って調べても具体的な事が分からんよな
界や門の具体的な分類ってどこで調べたら分かる? >>7
カンブリア以前は海底をほじくり返すやつがいなかったから、日光が必要な奴はその時点での海底を形成している奴の上をよじ登るしか無かった。
そしてそれが出来た生物の痕跡がストロマとライト。 >>10
カンブリア紀の直前にスノーボールアースがあったんだから当然種の多様性は減ってるでしょ。つていうか、この情報化社会でその教条主義っぷりはなかなかお目にかかれない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています