Hubble's Data(1929):
数々の銀河の距離と離れる速度の関係

km/sec
   速|            /
   度|_____|_____/_
1000|     |    /| 
    |     |   / | 
    |     |  /  |
    |     | /   |
    |     |/    |
 500|_____/_____|_
    |    /|     |
    |   / |     |
    |  /  |     |
    | /   |     |
    |_____|_____|_______
     0    1     2  距離(Mpcメガパーセク)
https://lh3.googleusercontent.com/-EfKpQ6VF0Dc/WDbxWYKFMSI/AAAAAAABGiI/GI4ZoQjACqY/s640/blogger-image--2128443483.jpg        
Mega parsec:
地球から遠くの恒星を観測すると、地球は太陽の周りを直径3億キロの円を描いて1年で公転しているため、半年経って
同じ恒星を観測すると3億キロ離れたところから見ることになるため、見える方向がほんのわずかに変化します。
この変化のことを年周視差といい、距離が近いほど大きくなります。
で、この年周視差の大きさが1秒(1秒は3600分の1度です)になる距離を1パーセクと定めていて、1パーセクは3.26光
年に相当します。
そして1kpc(キロパーセク) = 1000パーセク、1Mpc(メガパーセク) = 1000kpc = 100万パーセク となります。
kpcは銀河系内レベル、Mpcは遠くの銀河レベルの距離を議論する時に使います。

岩波文庫『銀河の世界』(1936,1999)#5:175頁参照。

1929年発表の元論文、
A relation between distance and radial velocity among extra-galactic nebulae
http://www.pnas.org/content/15/3/168.full