0001しじみ ★
2018/01/27(土) 14:16:51.82ID:CAP_USER前の週より100万人以上増加したことがわかりました。
1医療機関当たりの人数は、統計を取り始めた平成11年以降で最も多くなっています。
国立感染症研究所によりますと、
今月21日までの1週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、
1医療機関当たり51.93人となりました。
前の週より2倍近くに増加し(前週26.44)、国が統計を取り始めた平成11年以降では、
平成17年3月の50.07人を超えて最も多くなりました。
推計の患者数は全国でおよそ283万人となり、前の週より112万人増えました。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、鹿児島県が86.53人と最も多く、
次いで宮崎県が84.97人などと、九州地方で特に多くなっています。
北海道、秋田県、石川県を除く44の都府県で、
国が警報レベルと示している1医療機関当たり30人を超えています。
また、推計の患者数を年齢別に見ると、0歳から9歳がおよそ86万人と、
全体の30%を占めていて、若い世代が流行の中心となっています。
国立感染症研究所によりますと、検出されたウイルスを分析した結果、
9年前に新型として流行したA型のH1N1型ウイルスと、
B型のウイルスがほぼ同じ割合で検出されたということで、
2つの型が同時に流行していることが患者数の増加につながっていると見られています。
国立感染症研究所は「患者の増加はまだ続く可能性があり、警戒が必要だ」として感染の予防を呼びかけています。
(中略)
〈専門家「A型とB型の混合流行で増加か」〉
インフルエンザの患者数が統計を取り始めた平成11年以降、最も多くなったことについて、
国立感染症研究所の砂川富正室長は「例年だとA型のインフルエンザが先に流行して、
2月ごろからB型が流行するが、ことしはB型が流行するのが早く、
A型とB型の流行の波が重なる『混合流行』となっている。
これが患者数の増加につながった可能性がある」と話しています。
砂川室長によりますと、
平成16年から平成17年にかけてのシーズンでもA型とB型の混合流行となり、
1病院当たりの患者数が50.07人と、
今回の流行の規模に匹敵する大きな流行になったことがあるということです。
砂川室長はワクチンを接種していても感染を必ず防げるわけではないとしたうえで、
「高齢者や受験生などは手洗いなどの予防に加えて、人混みを避けるなどの対策も重要だ。
また、周囲にインフルエンザにかかった人がいて、
自分ものどが痛いなど体調の異変を感じた時には感染を疑って、
早めに医療機関を受診するなど、勤務先や学校で感染を広げないようにしてほしい」と呼びかけています。
また、「今回の流行では例年に比べ、B型のウイルスの流行の規模が大きくなっていると見られる。
A型に感染したあと、B型に感染するリスクが高い状況にあるとも言えるので、
1度かかったからといって安心せず、シーズン中は予防に努めてほしい」と話しています。
その一方で、「これまでのところ今回のインフルエンザで死亡率が高かったり、
入院の割合が多かったりといった情報はなく、
流行しているウイルスに重症化しやすいといった傾向は見られない」と話しています。
そのうえで、今後の見通しについては「流行のピークはまだ先だと見られ、
今後、数週間は患者が多い状態が続く可能性がある。引き続き警戒が必要だ」と話しています。
砂川室長は「今シーズンはアメリカや中国など世界的に見てもインフルエンザの患者が多い傾向にある。
海外に行っても注意してほしい」と話しています。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180126/k10011303361000.html