〈LIVE中継〉
イプシロンロケット3号機 高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2) 打ち上げ中継
https://youtu.be/nd-BpM1z3nk


民間の地球観測衛星「アスナロ2」を搭載した小型ロケット「イプシロン」3号機が17日深夜、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)で18日未明の打ち上げに向け最終準備作業に入った。

 イプシロンは17日午後10時半ごろ、機体の最終点検を開始した。
18日午前3時ごろに整備棟から発射位置に移動し、機体に電源を入れる。
同6時6分11秒の発射に向けて機体や地上設備の点検などを続け、30〜15分前に最終判断を実施。
2分前には全ての準備を完了して自動カウントダウンを開始する。

 現地の天気予報は晴れで、気象条件は問題ないとみられる。

 当初は昨年11月に打ち上げを予定したが、電気系統に異常が見つかり延期した。
第2段の部品が静電気の放電でショートしたことが原因で、関連する部品を交換して安全を確認。
今月17日の打ち上げを計画したが、天候悪化でさらに延期となった。

 イプシロンは平成25年に初号機を打ち上げ、これまで2回成功している。
JAXAが商業衛星を打ち上げるのは今回が初めて。

 アスナロ2はNECの小型レーダー衛星。地上に電波を照射し、
夜間や悪天候でも約1メートルの大きさの物体を識別できる。
災害時の状況把握や森林管理などへの活用が期待されている。
衛星の製造を手がけてきた同社は、これを機に衛星運用や観測データの販売を開始し、宇宙事業を拡大する。

産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/180118/lif1801180002-n1.html