【進化論】トルコ、高校教科書から進化論を削除へ 教育に侵入する宗教
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【イスタンブール・AP通信】 トルコでは9月18日から新学期が始まった。 学生が生物科目で進化論を学ぶのは今年が最後となる。 来年の秋からは、「進化論」や「チャールズ・ダーウィン」などの言葉が彼らの教科書から削除されているのだ。 トルコ政府は、指導要領に含まれる170以上のトピックスの全面的見直しを発表した。 この見直しは、高校の生物科目から進化論に関する全ての直接的言及を削除することを含む。 この変更は、保守主義でありイスラム教を重んじる政府の思い通りに教育を形作ろうとしているものだと批判する人々により騒動となった。 野党側や組合はこの変更に対する抗議活動を組織し、トルコ政府が科学的で非宗教的な教育を学生に提供することを要求した。 国会議員達も議会において新しいカリキュラムに反対した。 文部大臣のイスメット・ユルマズ氏は、新しい「価値観に基づいた」プログラムは 「学生たちの発達状況と協調させるため」科目を簡略化したと言う。 進化生物学は高校生には高度すぎると教育省が判断したが、大学では講義され続けると彼は説明した。 進化論は12年生(高校3年生相当)の生物の授業で「生命の始まりと進化」という章の中で教えられてきた。 この単位部分は2018年の9月から「生物と環境」に置き換えられ、適応、突然変異、自然淘汰や人為淘汰などの進化のメカニズムは、 「進化論」や「ダーウィン」という言葉に触れることなく説明される。 学生たちは、11年生の哲学の授業で存在論について学び、 その中に「進化論とその他の存在論に関する議論」も含まれるとユルマズ氏は言う。 その他の議論を引き起こした変更点は、宗教学の授業の中でジハードや聖戦を「祖国への愛」と教える事、 トルコ共和国の建国者でありトルコの教育宗教分離主義者から崇敬されているムスタファ・ケマル・アタテュルク初代大統領を これまでほど重要視していないことである。アタテュルク氏は国家と宗教の分離を規定したが、 レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領率いる与党は、厳密な分離に対抗し、より宗教的なアプローチをとりいれた。 また学生たちは、クルディスタン労働者党(PKK)、イスラム国(IS)、米国に本部を置く聖職者フェトフッラー・ギュレン師の支持勢力などの、 トルコが戦闘を展開している対象グループについても学ぶことになる。 トルコの教育制度は2016年7月15日のクーデター未遂事件の痛手によりすでに動揺しているが、 この新しい学校教育プログラムは当時の政府の勝利を「伝説的な武勇伝」と強調している。 クーデターの後、政府の取締まりにより、トルコ国内の教師人口の約4%に相当する3.3万人以上の教師が処分され、 5,600人ほどの学者達も解雇された。また、約880の学校がテログループとの関係があるという疑惑により閉校された。 職を失った多くの人々は、政府はクーデター未遂を利用して政府を批判する人達を鎮圧していると言う。 続く) http://blogos.com/article/249408/ ただし、遺伝子が混ざり合うと、有害な遺伝子が有益な遺伝子の利益に よって中和されてより長期間生き残るというリスクもあるかもしれません。 >>56 浅はかな指摘だなあ 進化とは元々ゆっくりした変化のことだった その後、進化論のイメージで「より上位に変化すること」というニュアンスが付与された 仮に変化論と名付けられていたとしても、おまえは同じこと言ってたと思う 例えば知能を発達させる遺伝子は、 知能がなければ不利であったであろう人類の表現型の多くを 淘汰せずに生存させてしまったかもしれません。 >>601 突然変異のリスクを抑えるのが有性生殖 突然変異のメリットを最大限活用するのが単性生殖 といえるのだろう >>603 実験台としてワトソンの遺伝情報を全て解析してみたら、致命的な遺伝病の遺伝子だらけだったらしい 有性生殖だからこそ発現しないで済んでいるエラーはことのほか多そうだ 余所の国で迷惑掛けなきゃどのように教えてもいいけどw 外に出た虚育の害悪を撒き散らすなら その国から入れないようにしてくれよ >>588 進化論者じゃなくてダーウィン教信者だろ。 >>598 時代的にダーウィンが遺伝子関連に触れてないのはわかるが 人のゲノム解析が終わった現代において、ダーウィンの時代の理論を盲目的に信仰出来るのはどうしてだろう 神という概念より自然という概念が日本人には合ってるからだろうか 進化論否定論者って進化が自然変異と自然淘汰によって起きたってことを否定してんの? それとも進化自体を否定してんの? 後者だとしたら古い地層からは新しい生物の化石が出てこない事はどう説明つけてるんだろうな >>608 ISを見る限り迷惑かけまくりだわな ただ>>1 の話は違うぞ、進化自体は教えるが ダーウィン等の単語は使わないってだけ それを勝手に勘違いした人(ここのスレタイもだが)が騒いでるだけ >>610 後者は日本人にはいないだろ 居ても1%未満ぐらいかな 自然変異ってのがすでにおかしい、遺伝子は自然には変異しない >>603 いいんだよ、それで。 そもそも遺伝子に有害も有益もない。 必要なのは多様性であり、多様な遺伝子を淘汰させずに抱えていけるということは、 それだけ可能性を切り捨てずに将来に備えられるということだ。 >>612 自然に変異しないなら、どうやって変異するの? 今まで出てきた頭の悪い答え 「何万年もたてばDNAも変わるに決まってるだろ!」 誰が決めたんですか?自然さまですか? 自然さまがサル(によく似た動物)から人間を作ったんですか? >>614 それに対する反証(ていうのかわからんけど)が 突然変異説やウィルス進化論だろ 一部のウィルスにはDNA転写させるものがある 変わったとこだとネオテニー説ってのもある サルに似た動物が、幼児形態のまま成体になったという説 >>615 馬鹿だなぁ。 DNAが自然に変異しないってのは、DNAという長文の文字列のコピーを何億世代と 続けていっても絶対にコピーミスはあり得ない、DNAのコピーは100%絶対完璧! と言っているのに等しい。そして勿論「絶対完璧」なんてものは有り得ない。 絶対変わらない、より、いつかは変わるだろう、って考えの方が"自然"だわな じゃあなぜ変わるのか?という要因についてはいくらかアプローチは異なるだろうけど >>617 それは遺伝子的にはどうなっているの サルとは違う遺伝子なの? >>607 逆に言うと、劣性遺伝病遺伝子が種内の遺伝子プールに長く留まってしまって 速やかに除去されないってことでもあるんじゃ? 環境が変われば遺伝病が有利になることもあるということだろうか? >>613 多様性というけど、自然淘汰は多様性を遺伝子プールから除去するフィルターだし、 遺伝的ドラフトだってそうじゃね? 淘汰とドラフトは最終的には遺伝子プールの均質化に向かって働いている。 >>623 鎌状赤血球とマラリアの話でしょ、まさに >>618 日本語の「自然」には仏教用語の自然から来た「おのずから」「ひとりでに」 という意味があり、「他の力によらずそれ自身の力によって」という意味がある。 しかし、ダーウィンの自然選択・自然淘汰は他律選択・天然選択・天然淘汰に近い。 >>625 同型接合だと成人まで生き延びる確率が低いから適応度が極めて低く致死的、 異型接合だと正常ではないにしても生き延びられてマラリアへの耐性がある、 ってことだったかな? ただし、そのせいで鎌状赤血球症がその集団中に保存されやすくなるよね。 その遺伝子がその集団内に増えていくと同型接合の確率が増して その集団にとって絶滅的な危機になりかねないリスクがあるのではないかな? >>624 多様性がなくなるってことは、生物としてはそこでアガリ。あるいは終局と言ってもいい。 予測できない永遠の変化が自然の本質であるならば、必要以上に現環境への最適化を進めることは 種としての自殺行為そのものだよ。 猿の惑星全シリーズ見せたら良い 進化論に興味を持つ筈だ(^^) >>628 環境といっても所詮は地球の環境。 変化する環境と変化しない環境があるでしょ。 気候のようなものは変化する環境。 変化しない環境に対する進化は進歩と一緒だよね。 所詮トルコなんて国はEUじゃないわ イスラム教国家はほんに糞 >>619 遺伝子組換え食品も自然ですか? >>620 変異が起きるのは知ってる。問題はそれが自然に起きるのか、ウィルスなどの外的要因によるのか >>632 逆にいえば、胎児の形成段階で致死的な効果をもっている遺伝子があったら、 それが環境の変化によって有利な遺伝子になることがあるかなあ? >>418 408なんだが、俺も昔、分子生物学系の研究してたんだが、種の起源読んだことないんよ 問題にしたいのは、宗教信じてる人はそれなりの理論武装してる人が多いってこと 科学者はそういう人たちに対して納得できる答えを用意できてない 一般的な科学者にそれは必要ないかもだけど、医療従事者にはそういう人たちに対する科学的な反論が必要なのよ まあ矛盾の方が多いしな 「環境適応」くらいでちょうどいい >>634 生きている化石は選択圧を受けているので進化が止まっているか 進化が鈍くなっている。 つまり、コピーエラーの結果生じた変異種はすべて絶滅してしまったか、 他の生息環境へ移ったのだろう。 生きた化石でもDNAの変異はしてるんだよね 生存に関わらない配列では特に アンチ進化論者は、自分が質問に答える側に回ると、とたんに雲隠れしてしまう・・・ 寝てただけだが、つかアンチダーウィン教信者ね言葉は正確に使いましょう。 >>638 >選択圧を受けている 屁理屈はいらない。 問題は何億年も経ってもDNAのコピーが劣化しないかどうかだろ。 オウム貝などはほぼ完璧なコピーをしている >>639 YESだが、現代の技術でも治せないから頼ってるのではないかな >>640 カブトガニに関しては数億年前と脚が減っただけで、すでに化石化してるものと内部は違うと言われても検証のしようがないだろ。 イメージしてみたが、やっぱ従来の進化ってのはおかしいな 種の突然変異及び分化。これが正しい、理屈は既に述べた。 異論がある人は具体的にどうぞ >>644 数億年前の化石とは一応別種ではあるらしい。 でも外観はカブトガニもほぼ完璧なコピーをしている。 進化論を理解できない奴は猿が人間に進化したとか平気でほざくからな。 科学を理解できない奴が多いのは日本も同じ。 生物はともかく高校物理は? 天動説だと衛星の運動とかどうすんだろ 完全なものなんてないから妄想で神とか作るんだろうけどそれもイデオロギーの一種にすぎないと思う ネズミに似たような動物がヒトやクジラになるほどの驚くべき変化の大きさと 生きる化石の驚くべき変化の小ささの間の差異とはいったい何だろうか? 自然選択理論ならば、それらは生息環境の変化の度合いで説明できるはず。 生きる化石はそれほど長く変化しない生息環境というニッチで暮らしてきた ことが証明されなくてはならない? カブトガニは太古の化石とはそっくりだが、脚が一本か二本だけあるかないかだって? その違いは大きいのか? 人間の指が5本であることと4本であることとの間には生息関係の差があるんだろうか? どのように生息環境が変われば、人間の指は4本へと進化するんだろう? >>642 選択圧を屁理屈、とか言ってる時点で頭弱い。 そもそもダーウィン教信者なんかどこにもいない。 ダーウィンは進化論という学問分野の偉大な先達と言うだけで、今の進化論は ダーウィンの時代のものとは大きく異なっている。 あんた誰と戦ってんの? 日本性風俗史大全からトルコ風呂は削除させねぇーからな(`・ω・´) >>655 でもネオダーウィニズムと呼ばれていてダーウィンの影響力はいまだに大きいよ。 中立説もけっきょくダーウィンの仮説に抵触せずむしろ補完するものだと見なされている。 それはダーウィン教だからじゃなくて 検証され続けてきて修正は加えられても根本的に覆されてはいないからだよ 進化はすごくゆっくり進むから人の指が5本から4本になるには 小指か薬指が徐々に徐々に短くなっていくのかもしれない。 その進化はゆっくりなので親と子の指を比べただけではほとんど区別がつかない。 でも多くの代を経れば人類は4本の指になっていたということもありうるのかもね。 >>658 修正といっても獲得形質の遺伝とかパンジェネシスくらいじゃね? 自然選択仮説はなんら修正されていない。 検証の結果修正をくわえる必要がなければ修正されないだけ >>659 足の小指の関節は退化融合してる人と、していない人がいる 他にも、乳首が3つ以上ある人などもいて、意外と形質が異なる点あるんだよね >>661 だったら「今の進化論はダーウィンの時代のものとは大きく異なっている」 という主張も成り立ちがたいでしょ。 自然選択はむしろ進化と多様性を阻止しているものと考えたほうがいいんじゃね? 進化という作用に対して自然選択という反作用が働いているんだと。 >>663 自然選択は今も進化論の中核を担うもののひとつとして生き残っている ダーウィンの時代の進化論とは違って現代では中立進化なども組み込まれている 普通に成り立つが >>665 ダーウィンの『種の起源』によると 自然選択とは有利な変異の保存と不利な変異の棄却のことをそう呼んだもので、 有利でも不利でもないものは自然選択の影響を受けないと彼は書いていた。 有利な変異と不利な変異との作用するのが自然選択なのだから、 有利でも不利でもない中立な変異には当然自然選択が作用しないという意味になる。 中立には別な作用が働くことをダーウィン自身が予見していた。 ダーウィンの憶測によると、中立の変異は変動し、最終的には固定されるんだとか。 >>666 602 神も仏も名無しさん 2017/11/19(日) 16:03:46.36 ID:0Xrq1nrf >>593-594 ダーウィンが予測していたのは 【自然選択に中立的な変異がありうる】 というところまでで、 それが偶然によって固定されるとは考えていなかった >>586 で示した【would be left a fluctuating element】 の一文が示すようにね キミのは希望的観測だが、こちらの意見には明確な根拠がある 種の起源の第6版以降で挿入された7章(岩波の和訳本だと最後の付録) 「自然選択説に向けられた種々の異論」 (Miscellaneous Objections To The Theory Of Natural Selection) においてダーウィンは、 直接的に役に立たないように見える性質がいくつかあるが そのように(役に立たないものが進化してきたと)考えるには慎重であるべきで、 実は何かの役に立っていたかもしれないし あるいは何かの役に立つような性質の多面発現としてセットで進化してしまったのかもしれない という主旨のことを述べている (不利でもないが)役に立たないものが進化する、 という“異論”に対して、 明確な証拠はないから断言はしないものの否定的な立場だ (この立場が、中立説登場以前の淘汰万能論と同じ、ということ) めんどくさいから引用はしないが そういうわけでダーウィン自身の記述を読む限り、 中立の変異が固定されうることを予見していたと強弁するのは無理筋 っていうか、そもそも、 “exclusiveではないが、most importantであると確信している” ってのは科学者なら普通に使う単に控えめな表現であって “中立説登場以前の淘汰万能論と同じ”に対する反論としては頓珍漢なものだぞ 当時は遺伝のメカニズムもブラックボックスだったので 何か他にもあるかもしれないと考えるのは当然で、 単にそういう科学者特有の“煮え切らない態度”“断言は控える”という話でしかなく、 中立説(というか遺伝的浮動)による変化を予測・想定していたわけではない 自説が一つ増えた。豊臣秀吉はなぜ天下人かつ女好きでありながら、世嗣ぎが生まれなかったのか?(秀頼は怪しすぎるので除外) 豊臣秀吉は親指が二つあったというのはフロイスの日本史など、信憑性の高い史料で確認ができる。 豊臣秀吉は6本指人間という新種だったのではないか? >>649 一般的な進化のイメージが、種の変異とアップグレードだからだろ 変異と分化・派生と考えればわかるはず >>655 選択圧とかいう言葉だけで納得出来るのがダーウィン教信者かな。 >>667 選択圧というのは種の起源にもありますか? 深海魚とかと違って?カブトガニは瀬戸内海などの浅瀬やわりと世界中に分布してて 海外では食用として、人間にまで食われてますが そんなカブトガニには選択圧はかからなかったんですかね? >>664 それだと進化というか分化やな だけど環境が厳しいから、そんなやたら不合理なスタイルにはなれない、みたいなね とはいえ環境レイヤーは多様なので こんなところに進出して遺伝子プールを育ててたのかよぉ てなことも多い。 >選択圧というのは種の起源にもありますか? >深海魚とかと違って?カブトガニは瀬戸内海などの浅瀬やわりと世界中に分布してて >海外では食用として、人間にまで食われてますが >そんなカブトガニには選択圧はかからなかったんですかね? 何でこれを677にレスしてるのか分からない >>672 ダーウィン教信者に聞いたって、悪口とググレしか返ってこないだろどうせ >>668 もし史実として 親指が1本増えただけのせいぜい遺伝子の変異かあるいは突然変異と関係ない発生時の何らかの不具合かもわからない事象に新種とかは変だろww 進化論も都合良すぎるから何とも言えんな 首の長いゾウや 鼻の長いキリンが居ても良いようなもの >>671 はて、「分化」というのはどういう意味で使っている? 種分化のこと? 進化と一般的に呼ぶ場合、種分化のことを指しているのが普通ではないか? 一方、自然選択は「環境への適応」を説明するのに優れている。 例えば天敵から見を守るための昆虫の擬態とか雌の恋心をそそるような 雄の性的二形とかのようなものが典型的だね。 種分化といえば、僅かな突然変異とその度毎の僅かな自然選択が 徐々に徐々に累積して種分化が起きたとする漸進的進化モデルを 反証するような研究結果を得たと マーク・パーゲル氏あたりが主張しているね。 >>667 Origin of Species: sixth British edition (1872), page 63 http://darwin-online.org.uk/Variorum/1872/1872-63-c-1869.html { This preservation of favourable individual differences and variations, and the destruction of those which are injurious, I have called Natural Selection, or the Survival of the Fittest. Variations neither useful nor injurious would not be affected by natural selection, and would be left either a fluctuating element, as perhaps we see in certain polymorphic species, or would ultimately become fixed, owing to the nature of the organism and the nature of the conditions. } 「有利な個々の差異と変異の保存、そして不利なそれらの滅亡を 私は自然選択または最適者の生き残りと呼んできた。 有利でも不利でもない諸々の変異は、 自然選択による影響を受けないであろうし、 おそらくはある種の多型種において見られるように、 流動的な要素を残すであろうし、さもなければ生物の性質 と状況の性質のせいで結局は固定されることであろう。」 とダーウィン自身が『種の起源』に書いているように、 ダーウィンは有利でもない不利でもない中立の変異体を想定していたし、 それが自然選択の影響を受けないことも推定していた。 その上で、それらは変動する要素を残すか、そうでなければ 最終的には固定されると考えていたことが分かるよ。 もちろん偶然にとは明記していないが、自然選択の影響を受けないのに 最後は自然選択の影響を受けるという解釈はおかしい。 中立突然変異の幅広い存在を示唆した者は以前からいた。Sueoka (1962)[5]もその一人である。 しかし、木村資生(1968)は中立進化を一貫した理論として初めて定式化した。 これに続いてすぐJack L. KingとThomas H. Jukesによる『非ダーウィン進化』(1969)[6]というセンセーショナルな論文が発表された。 第一に、現存種のゲノムを比較すると分子レベルでの違いの大部分は自然選択に「中立」である。 つまり分子レベルでの違いの大部分は生物個体の適応度に何ら影響を及ぼさない。 この結果中立説は、ゲノムの分子レベルでの変化が、自然選択を受けないし、また、自然選択によって説明されない、とする。 この見解をもたらした根拠の一つに遺伝子コードの縮退がある。 遺伝子コードの3塩基は、異なるものが同じアミノ酸をコードする場合がある(例えばGCCとGCAはどちらもアラニンをコードする)。 その結果単一塩基での変化の多くはその効果がサイレントでありアミノ酸変化をもたらさない (コドン#遺伝コードの縮重あるいは非表現突然変異を参照)。 このような変化は生物学的な効果がほとんどあるいは全くないと考えられる。 ただし、中立説の初版はアミノ酸変化率の一定性に基づいたもので、これら(アミノ酸)変化の大部分も中立であると仮定していた。 中立説の第2の主張あるいは仮定は,進化的変化の大部分は中立遺伝子に働く遺伝的浮動の結果であるとする。 遺伝子の塩基配列中の1塩基に自然突然変異が起こって新しい対立遺伝子が生ずると、 単細胞生物ではこのような変化は直ちに新規の遺伝子として集団に寄与し、以後の存亡は遺伝的浮動にゆだねられる。 両性生殖を行う多細胞生物では、個体中の性細胞の一つに塩基置換が起こらなければならない。 さらにこの性細胞が胚発生、続いて個体発生に係わって、初めてこの突然変異が集団中に新規遺伝子として寄与する。 塩基置換が中立であれば新しい対立遺伝子も中立である。 これら新対立遺伝子は遺伝的浮動によって集団中に広がっていく。 あるものは消失するであろうし、まれに集団中に固定される(新しい遺伝子が集団中で古い遺伝子と完全に置き換わる)ものもあるだろう。 中立進化説では、突然変異の大部分が、表現型に影響せず、 生物にとって有利でも不利でもない中立的な変化であるという事実に注目する。 中立的な突然変異が起きても子孫を残せる確率の期待値は変わらないが、 個体によってはたまたま多くの子孫を残すものもいれば、残せないものもいる。 そのなかで、中立的な突然変異を起こした遺伝子は、運がよければ子孫の個体に残るだろうし、悪ければ消えてしまうだろう。 この運良く子孫の個体に残った中立的な突然変異が集団のなかに広がって定着していく。 つまり、遺伝子に起きた中立的な突然変異が、全くの偶然によって広がることでも進化が起きると考える。 この過程を遺伝的浮動と呼ぶ。 自然選択による進化が適応を生み出すのに対して、中立的な進化は前適応や遺伝的な多様性の原因になると考えられている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%e4%b8%ad%e7%ab%8b%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%aa%ac 突然変異の大部分(特に分子レベルの変異)が中立的であることを含めて 示唆に留まらずダーウィンの時代に明確な理論として打ち立てられていたのであれば 「今の進化論はダーウィンの時代のものとは大きく異なっている」というのは間違いだと言えるだろうな 中立説の木村さんは有害なものを除けば分子進化のほとんどは 中立なもので形態進化とは無関係に進化していると唱えたはず。 ただし最近では中立と考えられていた偽遺伝子もなんらかの機能を 果たしていることが発見されるようになってきて、 木村さんの説が修正を被っている。 ダーウィニズムの側からは頻度依存選択説、ニュートラリズムの側からは ほぼ中立説が唱えられて、両者が近づいてスペクトラム論になりつつある。 中立説だと中立なものがもっとも割合が高いけど、 ほぼ中立説だと、ほぼ中立と自然選択が働くものとかほぼ半々くらいで 完全に中立なものの割合を上回っている。 ほぼ中立というのは集団のサイズによってランダムな遺伝的ドラフトが 働いたり逆に自然淘汰が働いたりする、いわば混合領域。 集団のサイズという環境によってそれが決まるんだから 広義の自然選択とも言えなくもないが。 つまりダーウィンの時代の進化論とは異なってんじゃん そりゃそうだろ 1800年代の科学的根拠ゼロの本だぞ >>688 木村さんは形態進化での自然選択の優位性は認めていたが、 分子進化でそれを否定した。 しかし最近は分子進化でも自然選択が重要だという反動が起こっている。 つまり、ダーウィニズムに戻りつつある。昔に回帰している。 >>679 はいはい 6本指に進化した人間 しかし、遺伝子を残せず絶滅した。 こうでいいか >>690 現代の進化論は 自然選択以外にも様々な理論(中立進化に限らない)が組み込まれているけど 一部には古典的なダーウィニズムの再評価により回帰しつつある部分もある やっぱりダーウィン教なんてもんはないな >>692 まともな学者で 選択圧がー センタクアツガー って言ってる人っているの? トルコの終わりの始まり どちらを主にするとしてもいろんな説があるとして残しておくべきだったかもな >>692 ダーウィンの理論と矛盾しない都合がいいところだけをくっつけて ダーウィン教を補完しているだけだよw だから進化生物学の中には多様性はない。一様性が支配している。 こういう学問がこの先、進化していくことはないだろう。 進化にとっては正常と違う変異体の存在、異端の存在が不可欠だ。 それが集団の中に豊かであればあるほど、進化の可能性が広がる。 異端学説こそ進化の原動力なのだ。 それの貧しい進化生物学はこの先、つまらない生きる化石に終わる可能性がある。 異端学説なんか死ぬほど有るだろ 定説化する前に自然淘汰されて終わってるだけ 彼らの中には異端学説はない。 彼らの知的プールの中からは排除されていて考慮されることもない。 そういう連中の寄り集まりでしかないダーウィニズム界隈に進化は起こらないだろう。 彼らは生きる化石として生き続ければいいさ。 彼らの中から新しいアイデアが生まれてくることもないだろう。 彼らの中では万能な自然選択理論があるだけだ。 それですべてを解釈することで頭がいっぱいだからね。 そしてそれがある程度できてしまうのが自然選択理論だ。 自然選択を反駁したければぐうの音も出ない反証を持ってくればええんやで 簡単やろ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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