昔、東大の物理に平川先生(故人)という研究者が、かに星雲からの来る重力波を
アンテナで検出しようとしていて、ついにある日それらしい信号を捉えたと思ったが、
実はそれは違っていて新幹線の電源からのノイズだったことが分かった。
(当時の国鉄幹線は東西で電源の周波数を揃えて運行していたことを最初しらなかった
という。関東では電源が50Hzだが60Hzが検出されたので間違えた)
 その後も装置に改良を加えて感度を高めて重力波を検出しようとしていたけれども、
結局当時の技術や予算の規模では今にして思えば到底無理な話であった。
その後の大がかりな小柴先生の容姿崩壊の実験予算と比べてみても
微々たるお金で手作りでやってたのです。