温暖化捉える衛星「しきさい」 本年度打ち上げへ向け公開
2017/9/14 20:46

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、地球温暖化の予測に役立てるための観測衛星「しきさい」を、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで公開した。本年度中に鹿児島県からH2Aロケットで打ち上げる予定。
 
雲や大気中のちり、地表の植物などの状態を長期間にわたって観測し、気候変動の解析に利用するのが狙い。プロジェクトの責任者杢野正明さんは「データを積み重ね、予測の高精度化に貢献したい」と話した。
 
衛星の本体は高さ4.7メートル、幅2.6メートル、奥行き2.6メートルで重さは2トン。高度800キロを周回し、地表の全域を2日間で観測できる。開発費は322億円。

▽引用元:共同通信 2017/9/14 20:46
https://this.kiji.is/281013049560450145

公開された観測衛星「しきさい」=14日午後、茨城県つくば市の筑波宇宙センター
https://nordot-res.cloudinary.com/ch/images/281028399850128481/origin_1.jpg

▽関連
JAXA
気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)
http://www.jaxa.jp/projects/sat/gcom_c/