会議室で女性上司と男性部下が体を貪り合う。こんなアダルトビデオ顔負けの乱れた実態が明らかになった。
2人の関係はしだいにもつれ、相手の配偶者への嫌がらせやリベンジポルノにエスカレートし、
女性上司が警察に逮捕される不祥事に発展。女性上司の夫も、男性部下の妻も、市職員というから驚くべきダブル不倫だった。
「時間は10分から15分。会う時間帯はまちまちで、使う会議室なども特に決まっていなかった。
ただ、会議室では愛撫止まりで、いわゆる性行為には至っていなかったようです」2人は共通の業務を通じて知り合い、
2012年11月ごろから不倫関係になり、業務の合間を縫い、会議室などで密会を重ねていたという。
当時、女性係長は結婚をしていたが、男性副主査は独身だった。2人の関係に変化が見られたのは15年12月、
男性副主査が結婚したことだった。女性係長は結婚相手を嫉妬するようになったといい、16年3月ごろから男性副主査の自宅や妻の職場に
「あんたは人情のない人間だ」など中傷する内容の手紙を送ったり、無言電話をかけたりするようになった。
6月ごろには、男性副主査の転居先の集合住宅のポストに「今度、引っ越してくる男はトラブルメーカーだ」などと書いた中傷ビラを配っていた。
女性係長は一方で「こんな関係を続けていてはよくない」と不倫関係の解消を提案していたという。
しかし、男性副主査は性行為中に撮影していた女性係長の全裸画像をラインを通じて送り、関係を続けていた。
「男性副主査が送信した画像は少なくとも数十枚はありました。『こんなことはやめてほしい』と画像の削除を懇願する女性係長に対して取り合わなかった。
終始、男性副主査が欲求を満たすため女性係長を呼び出していた。関係は今年2月まで続いたようです」
2人の関係が完全に絶たれたのは、女性係長が男性副主査の妻を中傷する手紙を送ったなどとして県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された今年4月だった。
逮捕を受けて独自調査。今月13日、職務専念義務に違反したなどとして2人を停職3カ月の懲戒処分した。
「女性係長は退職届を出し、受理されたが、男性副主査はとどまるようです。女性係長の夫は2人の関係にまったく気がついていなかったといいます。職員の不倫に市民からの抗議の電話が鳴り止まないという。