一口に量子コンピューターといっても二方式に分けられまっせ
量子回路モデルと量子アニーリングね

量子コンピューター2つの方式の長所短所を以下に書きまっせ

量子回路モデル(ゲート方式)
目的:すべての計算(万能計算)
強み:指数関数的な高速化が保証されているアルゴリズムがある。
弱み:ノイズに極めて弱い。 誤り訂正によりノイズの影響を除去できることが保証されているが
    実装には多くの量子ビットを必要とする。高速化が保証されている数個の問題
    (素因数分解、量子シミュレーションなど)以外では通常のコンピュータを上回る性能は出ないため
    実用的な用途は仮にあるとしても極めて限定された特殊な装置である。
実装状況:約10量子ビット(イオン、フォトン、量子ドット、超伝導など)
アメリカ IBM社のIBM Q等

量子アニーリング方式
目的:組み合わせ最適化問題
強み:最適化問題は実社会での応用範囲が極めて広い。ノイズに比較的強い。
弱み:指数関数的な高速化が保証されている実用的な問題が見つかってない。
実装状況:約1000量子ビット(超伝導)
カナダ D-Wave Systems社のD-Wave One、D-Wave Two等